ベートーヴェンの音楽とラブレター
文京キャンパス
浦川玲子
講義詳細
目的:ベートーヴェンが22 歳でウィーンに移住して以降、1802 年から1812 年の間に交響曲「運命」や歌劇「フィデリオ」などの有名作品を次々と発表するかたわらで、崇拝する女性たちへあてて書いた手紙、あるいは相手から送られた手紙が残されています。それらの手紙の一部を取り上げ、書かれた内容を紐解き、ベートーヴェンの恋愛観の一端を探ります。さらに、その時代にベートーヴェンが作曲した作品の中に作曲家自身の心情がどのように反映されているかについて、音楽専門家そして女性の目線から解釈していくことを目標とします。
持参物:筆記用具 ※資料は当日配布します。
東京音楽大学卒業。ウィーン国立音楽大学卒業。オーストリア国家ピアノ教授資格取得。日本大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。1996 年第19 回マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール(イタリア)特賞受賞、日墺文化協会主催「フレッシュコンサート’99」優秀賞受賞。専門分野はピアノと早期音楽教育。ソロリサイタルや様々なアンサンブル演奏、ピアノコンクール審査などで活躍中。特にピアノ連弾では、現ウィーン国立音楽大学教授S. アーノルド氏、恩師V. トイフルマイヤー氏と共演。ウィーン国立音楽大学留学時代から日本−オーストリア間の国際交流に深く関心を持ち、通訳や講師としてさまざまな形でウィーンと関わりながら現在に至る。CD「愛の夢」「シューベルト即興曲集[ 全曲]」をリリース。現在、東邦音楽大学専任講師。日本演奏連盟、日本ピアノ教育連盟、日墺文化協会、国際ピアノデュオ協会、府中国際友好交流会、各会員。埼玉県三郷市在住。
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