セルフ・ドキュメンテーション～ 「わたし」を探す

藝術学舎（京都造形芸術大学）

東京外苑キャンパス

自分だけの「感じ」を知り、表現する力を身につける
私たちは日頃、美しいもの、快いものを求めながら生活をしています。しかしその一方で、そもそも自分の中にある「美しさや快さを見出せる感覚」をよくわかっていないところがあります。シンプルに目の前のものに向き合うこと、手を動かすこと、その結果「自分にとって大事な何か」を見つけること。そこには、消費されていく「美」や「快」にはない、自分で自分を慈しむことのできる満足感があります。この講座では、描画素材や身の周りのものとの対話の中でじわじわと自分の感覚を浮かび上がらせてかたちにしていきます。技法はいたって簡単です。遊びの作業から生まれた模様の中にイメージを見つけたり、こころ惹かれる色を絵の具で再現したり、簡単な問いをもとに自身の思い出を語り合ったりします。けして上手くやろうとせず、「自分にしっくりくるもの、大切だと感じるもの」をたくさん見つけて、日常を生きる自分自身の足場へ戻していくことを目指します。

16,000円

2017/10/31～2017/11/1

1日目 11：00、2日目 9：30～1日目17：00、2日目16：10

火・水

2回

40人

片岡杏子

2010年東京学芸大学大学院連合博士課程単位修得満期退学。2011年実践研究論文「子どもの表現に、物語はなぜ必要か―２歳の描画遊びの応答から―」で第46回教育美術・佐武賞受賞。著書に『子どもは描きながら世界をつくる』（ミネルヴァ書房/2016年）。
https://www.kataokalabo.com/ KATAOKA-labo こどもとおとなの表現の場づくり研究室

東京都港区北青山1-7-15

JR総武線「信濃町」徒歩5分/東京メトロ半蔵門線・銀座線・都営地下鉄大江戸線「青山一丁目」徒歩10分

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