大江戸の文化世界

早稲田大学エクステンションセンター

八丁堀校

本講座では、多様な展開をみせた江戸の人びとの文化世界について、芸能・芸術・行楽・教育・教養などにテーマを限定しつつ、それぞれの問題を具体的に、より深く掘り下げることで、江戸の人びとが創り上げた文化世界の特質を明らかにしていきます。現代と共通する要素を感じ取ったり、あるいは現代とは異質な側面に驚嘆することもあるでしょう。そうしたことを含めて、江戸の文化世界をともに楽しみましょう。

29,160円

33,534円

2018/04/09～2018/06/18

13:00～14:30

月

10回

加藤貴（早稲田大学講師）加藤征治（国立歴史民俗博物館職員）小野寺節子（國學院大學講師・和洋女子大学講師）戸森麻衣子（日本学術振興

加藤貴
早稲田大学講師
1952年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。東京都北区教育委員会文化財専門員などを経て、現在早稲田大学教育学部講師・東京都北区文化財保護審議会委員。専門は日本近世史・都市史。編著書に『東京都の歴史』(山川出版社、共著)、『大江戸歴史の風景』(同)、『江戸図屏風を読む』(東京堂出版、共編著)、『徳川制度(上・中・下)』(岩波文庫、校注)等。

加藤征治
国立歴史民俗博物館職員
1976年東京生まれ。博士(文学、総合研究大学院大学)。専攻は近世芸能史、近世都市研究、浮世絵研究。郵政博物館委員兼任。『見世物関係資料コレクション』(共編、2010年)、『ライデン国立民族学博物館・国立歴史民俗博物館所蔵死絵』(共著、2016年)などがある。

小野寺節子
國學院大學講師・和洋女子大学講師
東洋大学卒業。博士(文学)。芸能史や日本音楽から、日本文化論を探求。東京都・埼玉県等でフィールドワーク実施。論著書は「釋奠儀礼と雅楽―現在の足利学校釋奠を中心に―」(東アジア比較文化研究13)、「伝統を基にした新たな祭礼と囃子の在り方」(民俗音楽研究40)等。文化審議会専門委員・埼玉県文化財審議会委員等。

戸森麻衣子
日本学術振興会特別研究員
日本学術振興会特別研究員。1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻博士課程修了。専攻は日本近世史。幕府直轄領(天領)の支配のしくみや、幕府代官などについて研究をおこなっている。著作に『長崎奉行遠山景晋日記』(共編、清文堂出版、2005年)などがある。

森朋久
明治大学講師
明治大学大学院文学研究科史学専攻日本史学専修修了。博士(史学、明治大学)。東京都足立区郷土博物館専門員などを経て現職。専門は、日本近世史、藩政史、地域史、博物館情報学。著書・編著に『近世中後期藩財務役人の研究』(巌南堂書店)、『村落生活の史的研究』(八木書店)、『大江戸歴史の風景』(山川出版社)など。

藤田勉
江戸娯楽文化研究家・音楽家
1962年新潟市生まれ。法政大学文学部史学科中退。ロックバンドのドラマーとしての活動のかたわら、各地の博物館・文学館等のイメージ音楽制作を手掛ける。平成21年より早稲田大学エクステンションセンター講師。専門は近世の浄瑠璃・三味線音楽、風刺文芸・風刺浮世絵など江戸庶民娯楽文化史。

東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア３Ｆ

JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分

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