中原中也の生涯と、その詩の秘密
早稲田大学エクステンションセンター
中野校
福島泰樹(歌人、文芸評論家)
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概要
詩人・中原中也は、その30年の生涯のうち大略すれば、三つの別離(喪失)を体験している。一つ目は、愛人・長谷川泰子との生別(大正14年)。二つ目は弟・恰三(19歳)との死別(昭和6年)。三つ目は、愛児・文也(2歳)との死別(昭和11年)。その喪失は、決定的ダメージとなって、自身の死を呼び寄せることとなる。本講座では、この三つの離別にスポットをあてて、その人生の深傷【ふかで】から、血しぶきとなって生み出された詩作品の数々を、懇切な解説のもと、受講者と共に読み解いてゆく。
講師概要
福島泰樹
歌人、文芸評論家
早稲田大学第一文学部卒業。『バリケード・一九六六年二月』から『哀悼』まで歌集29冊の他、著書に『福島泰樹全歌集』(河出書房新社)、『寺山修司死と生の履歴書』(彩流社)など多数。肉声の復を求めて「短歌絶叫コンサート」を創出、1500ステージをこなす。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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