キリスト教における神・人間理解
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
田島照久(早稲田大学教授)
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概要
まず初期キリスト教のギリシア教父たちが旧約聖書の「創世記」にある「アダム創造」の記述を手がかりに人間をどのような存在として理解しようとしたかを学びます。そのあとキリスト教信仰の三位一体論、あるいはキリスト論、受肉論といった基本的理解を見た上で、そこから形成されたテオ-シス(人間神化)思想に触れ、その伝統に連なる中世のドミニコ会修道士マイスター・エックハルトの思索を、民衆の言葉である母語ドイツ語によって説かれた説教テキスト(講師による邦訳)を読んで考えみたいと思います。学期ごとに授業内容は完結しています。
講座期間
2018/04/10~2018/06/19
講師概要
田島照久
早稲田大学教授
1947年東京生まれ。早稲田大学第一文学部哲学科卒業後、ドイツ・フライブルク大学卒業(マギスター学位取得)。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は宗教哲学、宗教学。著書に『マイスター・エックハルト研究』(創文社)、岩波文庫『エックハルト説教集』、『タウラー説教集』(創文社)などがある。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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