日本絵画における人物の造形
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
岡本明子(東京藝術大学大学美術館助教)
-講義詳細, 趣味・実用
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概要
何度も繰り返されるスケッチと、スケッチを活かしながらも理想化された肖像画。写真をもとに描かれた肖像画。像主と似ている画であることを眼目としながらも、とる手法も目指す方向も異なります。平安時代から長い時間をかけて歴史を重ね、変化を遂げてきた肖像画は、江戸時代にもまた大きな変革の時を迎えます。一方で浮世絵の中の美人は、特定の人物を描きながらもほとんど個性が描き分けられない肖像画です。この講座では、人物を絵画化する、ということの問題点についてじっくり考えてみましょう。彼らの厳しい眼差しや繊細な指先が、多くのことを語りだすはずです。
講師概要
岡本明子
東京藝術大学大学美術館助教
神奈川県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。専門分野は日本絵画史、特に室町・桃山時代の障屏画。東京藝術大学大学美術館に助教として勤務するほか、早稲田大学文学部で講師を務める。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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