SD51自然観察講座 秋の里山歩き- 生駒山南尾根の山歩き -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター

大阪と奈良を分ける生駒山は、ロープーウェイで気軽に山頂に到達でき、ドライブウェイもあり身近な山として親しまれています。暗峠に代表されるように古くからの峠道も多く、歴史や人々の生活を感じることができる山でもあります。今回は、ゆったりと山歩きを行い、展望や森林を中心とした自然を楽しみたいと思います。
「里山」と呼ばれる景観は、たえず人の手が加えられて作られ維持されてきたもので、暮らしと共に形作られ、維持されてきたものです。近年の里山は手入れ不足による荒廃が指摘され、荒れた竹林で覆われた場所も少なくありません。今回のコースでも人の管理から離れてしばらく経ちますが、アカマツ、コナラ、竹林といった植生の違いと歩道の整備により、ルート上で多様な景観が楽しめると思います。里山管理にも思いを馳せつつ、秋の植物を観察しましょう。
全長13kmで、初級程度のハイキングコースです。
講座日程 【集 合】 近鉄奈良線「枚岡」駅 ９：30＜時間厳守＞
【解 散】 近鉄西信貴ケーブル線「高安山」駅 15：00＜予定＞
【行 程】 枚岡神社→鳴川峠→展望台→十三峠
テキスト
持ち物 弁当、飲み物、雨具（カッパ）、山登り用の杖（必要な方）
備考 ○山登り用の服装・靴でご参加ください。
○両手が使えるようにザックでご参加ください。
○徒歩での総行程は約13㎞です。
○天候により、コースを変更することもあります。
受講対象者：全長13km程度のハイキング初級コースを歩きますので、体力的に支障のない方。
山登り用の服装・靴、両手が使えるようナップザックで参加ください。場所：学外／大阪府東大阪市（生駒山南尾根）

6,000円

7,990円

2017/10/14～2017/10/14

9:30～15:00

土

1回

30人

横田岳人

龍谷大学理工学部准教授
樹木生理学、植物生態学、森林生態学と専門が広がっている。野生動物の被害防除や被害地の自然再生に取り組みながら、山里の地域再生にも関心を持つ。共著として『世界遺産をシカが喰う』『大台ヶ原の自然誌』等。

申込

URL