SC51短歌創作- 歌を詠むこと、歌をつくること -
瀬田キャンパス
楠見朋彦
講義詳細
日常で感じたことを詠むにも、感情があまって言葉が足りなければ十分な表現とはなりません。そのためにも、題詠(題を決めてその風物を詠みこむこと)を通して、歌をつくる力を磨いていただきます。
全く初めてだという方には、短歌の面白さと厳しさを知っていただき、経験者には三十一音律の不思議さや奥深さを再認識していただけるような講座になればと思っております。
また、古典から現代詩、フランス文学、映画、音楽など、創作の手助けとなる素材を、適宜とりあげて紹介します。
詩歌を愛する方はぜひご参加ください。
講座日程
(1) 9月29日(金) さまざまな短歌作品に親しむ−和歌や現代短歌を取り上げ、歌の基本、作歌のコツなどについて触れます。
(2) 10月13日(金) 題詠。作品の添削と評価。
(3) 10月27日(金) 題詠。作品の評価と意見交換。
(4) 11月10日(金) 題詠。(以下同様)
(5) 11月24日(金)
(6) 12月8日(金)
(7) 1月12日(金)
【参考文献】
楠見朋彦 著 『グレーの時代 3・11から1・17へ』 短歌研究社
受講対象者:特に制限はありません。
作家、歌人。1999年すばる文学賞、2010年前川佐美雄賞。著書に、小説『マルコ・ポーロと私』、小説『釈迦が寝言』、評論『塚本邦雄の青春』、歌集『神庭の瀧』、エッセイ・歌論集『グレーの時代3・11から1・17へ』。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。