SB64近江が生んだ秀吉家臣 脇坂安治の生涯- 賤ヶ岳七本槍だけでない安治の実像を探る -
瀬田キャンパス
太田浩司
講義詳細
講座日程
(1) 1月10日(水)
脇坂安治の生涯
安治の生涯を概観し、秀吉の中国攻めへの従軍、賤ヶ岳七本槍としての活躍など、初期の安治の軍功をたどる。
(2) 1月24日(水)
小牧長久手合戦と安治
小牧長久手の戦いは、秀吉と徳川家康が、主に尾張国・伊勢国等で戦った合戦。安治が伊勢・伊賀攻めに動員されていたことを、古文書から読み取る。
(3) 2月7日(水)
島津攻め小田原攻めと安治
両陣とも安治は水軍を率いて、物資の補給や、城攻めを行なっている。黒田官兵衛との共同行動を秀吉から求められるなど、忠実な秀吉家臣としての姿を追う。
(4) 2月28日(水)
朝鮮出兵と安治
秀吉の朝鮮出兵においても、安治は水軍を率いて活躍した。海戦で朝鮮軍に大敗しながらも、朝鮮への出兵を継続する安治の思いを、秀吉文書から類推する。
受講対象者:特に制限はありません。
日本中世・近世を専攻。特に、戦国大名浅井氏の領国経営をはじめ、北近江の戦国史について研究を行ってきた。また、2008年の特別展「浅井氏と北近江」など、数多くの戦国関係の展覧会も企画する。著書に『近江が生んだ知将石田三成』(サンライズ出版)などがある。2011年NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』には、時代考証スタッフとして参加した。2017年4月より、長浜市市民協働部次長(歴史遺産・博物館・学芸担当)。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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