SA57漢訳仏典を読む- 一からわかる『法華経』 -
瀬田キャンパス
村上明也
講義詳細
『法華経』は「諸経の王」と讃えられ、インドをはじめ、中国や日本などといった東アジアの仏教世界にもきわめて多くの影響を与えました。そこで本講座では鳩摩羅什訳の『妙法蓮華経』を取り上げ、漢文仏典に対する書き下し文や現代語訳などを提示しながら講義を行ないます。2016年度前期からの継続講座ではありますが、初めての方にも分かりやすく講義します。この度の講座で読む箇所は、『法華経』のなかで最も中心となる章である「方便品」と「譬喩品」です。
講座日程
(1) 9月25日(月) 『法華経』とは何か?(これまでの復習)
(2) 10月2日(月) 『法華経』を読む(1)
(3) 10月16日(月) 『法華経』を読む(2)
(4) 10月23日(月) 『法華経』を読む(3)
(5) 10月30日(月) 『法華経』を読む(4)
(6) 11月6日(月) 『法華経』を読む(5)
受講対象者:継続講座ですが、初めての方もご参加ください。
博士(文学)。専門は中国仏教学。「隋代仏教における『法華経』の仏身説―法雲の「十方相望説」に対する智顗と吉蔵の反論―」(2014)、「韓国・松広寺所蔵の弁空撰『大般涅槃経義記円旨抄』について」(2016)など。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。