SA56来て見て学ぶ、天台入門
瀬田キャンパス
村上明也/桑谷祐顕/道元徹心
講義詳細
本講座では、まず天台とはどのような教えかについて講義します。そして天台大師や伝教大師は天台の拠りどころである『法華経』をどのように捉え、それを如何に実践されたかを講義します。6回目の講義時には、教室で受講者に実際に「止観」という天台の修行を体験していただきます。
前期の内容と重複しますが、若干内容に変化を加えて講義します。初めての方にも分かりやすく講義します。
講座日程
(1) 11月30日(木)
天台の教えⅠ ―天台とは何か?―
担当:村上 明也
(2) 12月7日(木)
天台の教えⅡ ―釈尊の目的 〜『法華経』〜―
担当:村上 明也
(3) 12月14日(木)
天台の教えⅢ ―釈尊の目的 〜諸経典〜―
担当:桑谷 祐顕
(4) 1月11日(木)
天台の実践Ⅰ ―如何に悟るのか? 〜止観〜―
担当:道元 徹心
(5) 1月18日(木)
天台の実践Ⅱ ―如何に悟るのか? 〜念仏の実践〜―
担当:道元 徹心
(6) 1月25日(木)
天台の実践 ―やってみよう!止観の実践―
担当:桑谷 祐顕
受講対象者:継続講座ですが、初めての方もご参加ください。
※2017年度前期滋賀開講講座と内容が一部重複します。
博士(文学)。専門は中国仏教学。「隋代仏教における『法華経』の仏身説―法雲の「十方相望説」に対する智顗と吉蔵の反論―」(2014)、「韓国・松広寺所蔵の弁空撰『大般涅槃経義記円旨抄』について」(2016)など。
桑谷祐顕/叡山学院学監・教授
専門は仏教学。研究分野は天台学、特に日本天台と最澄の教学思想。日頃は比叡山の天台僧育成校で教鞭を執る。論文に「伝教大師と『法華論』」(『仏教文化の展開』所収1994)、「『叡山大師伝』撰者考」(『天台学報』52号)、「最澄の法華経受容」(『日本仏教学会年報』78号)など。
道元徹心/龍谷大学理工学部教授
専門は仏教学。主たる研究分野は叡山浄土教・日本天台学。研究業績:著作に『ハーバード燕京図書館の日本古典籍』(共著・八木書店)『天台比叡に響く仏の声』(共著・自照社出版)、論文に「『観心略要集』撰述者の再検討-Nグラムの研究方法を通して-」(『行信学報』第17号所収)など。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。