OC58文学にみる神と仏の世界- 和歌における神道と仏教① -

龍谷大学龍谷エクステンションセンター
大阪梅田キャンパス
吉田唯

-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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講義詳細

講義詳細
講座名
OC58文学にみる神と仏の世界- 和歌における神道と仏教① -
大学
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
キャンパス
大阪梅田キャンパス
概要
和歌というと「雅な世界」というイメージが強く、神や仏のような宗教色は薄いと思われていると思います。しかし、そもそも和歌を詠み始めたのは、『日本書紀』によると素戔烏命なのです。そのために、和歌を詠むこと=神であるという認識が出てきます。これを大々的に述べているのが『古今和歌集』の註釈を伝授する「古今伝授」と呼ばれるものです。『古今和歌集』の伝授では、密教的な儀礼や灌頂なども行われていました。それを行っていたのは、みなさんもよくご存知の方々ばかりであり、能楽などにも影響を与えているのです。そこで今回は、「古今伝授」にみる和歌と宗教の関係や役割を読み解いくことにより、和歌の新たな一面を見ていただければと思います。
講座日程
(1) 10月17日(火) 和歌のはじまりと神
(2) 10月31日(火) 『古今和歌集』の注釈書における神仏習合思想
(3) 11月14日(火) 古今伝授とは?
(4) 11月28日(火) 「古今伝授」と浄土真宗
(5) 12月12日(火) 浄土真宗佛光寺派における和歌活動
受講対象者:特に制限はありません。
会員価格
6,150円
一般価格
9,250円
講座期間
2017/10/17~2017/12/12
開講時間
10:45~12:15
曜日
講座回数
5回
定員
50人
講師名
吉田唯
講師概要
近畿大学非常勤講師・高野山大学密教文化研究所受託研究員
専門は、中世期~近世期に作成された神話をもとに神祇信仰を読み解いています。最近は、高野山大学図書館に寄託されている、金剛三昧院本の資料を調査し、天照太神と愛染明王の同体についてや、高野山における遷宮の意義について研究しています。
住所
大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階
アクセス
JR「大阪」駅桜橋出口より徒歩4分/市営地下鉄四つ橋線「西梅田」駅3番出口すぐ/市営地下鉄御堂筋線「梅田」駅より徒歩5分/市営地下鉄谷町線「東梅田」駅より徒歩6分/JR「北新地」駅より徒歩2分/阪神電車「梅田」駅より徒歩すぐ/阪急電鉄「梅田」駅より徒歩10分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。

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