ポジティブ組織心理学(8週間のコース) (PSY106)
麻布校舎
ゲイリー・コンウェイ
講義詳細
この問いを探求すべく、、今注目されているポジティブ心理学の理論的根拠、ポジティブ組織論、ポジティブ組織行動論を考察するコースです。一般的に日常で活用できるポジティブ心理学の概要を復習した後、以下のテーマを取り上げていきます。心理資源が人材配置に担う役割、全体的なパフォーマンスとその開発、良い意味で枠にとらわれず組織を高みへと導くリーダーシップ性、組織変革への先駆けとなるポジティブなアプローチ、長所に基づいたジョブ・クラフティングなど。他にも組織心理学における興味深い理論やデザインを通じて、今、最先端の企業が目指す新しい「成功」の定義にも注目します。受講対象は人材管理の分野に従事する方だけではなく、組織で働くすべての(リーダー、エグゼクティブマネジャー、あらゆるポジションのスタッフおよび従業員)方に有用なコースです。また、教師やコーチ、カウンセラーの方にもプラスとなる考え方や理論、活用法など、有益な情報をディスカッションのテーマとして取り上げます。
注記
PSY101ポジティブ心理学(2日間のセミナー)を修了した方は、復習となるテーマも含まれますが、組織という観点からさらにポジティブ心理学の応用力を習得することができます。
*授業はすべて英語で行われます。
会員価格は”Friend of TUJ特別割引”適用時の金額です。詳細は別途お問合せください。
企業におけるマーケティングコミュニケーションの分野で15年以上の経験を持ち、成都、香港、東京など、様々な職場環境で活躍してきた。現在は、世界大手PR代理店に勤務し、グローバルブランド、従業員エンゲージメントのイニシアチブ、危機管理、社会的影響力の大きいプログラムに従事し、コーポレート・コミュニケーションのチームやプロジェクトの統括も担当している。メルボルン大学の修士課程にも在籍し、応用ポジティブ心理学の研究に従事している。研究テーマは、グローバル化と文化の間におけるポジティブ心理学の役割および、そのリーダーシップ。ロイヤルメルボルン工科大学では、上海における多国籍な消費者ブランドが直面する、異文化コミュニケーションの問題を研究。同大学ではコミュニケーション分野で修士号を取得している。(or 異文化コミュニケーションの問題を研究し、コミュニケーションの分野で修士号を取得している。)ポジティブ心理学の魅力として、人間の幸福や組織の成功が信頼性の高い科学という視点を通して大きく改善されると信じている点を挙げている。趣味は会話術、スノーボード、語学学習、マラソン、ストリート写真。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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