1731A002 言語哲学の基本文献を原文で読む
飯田橋キャンパス
上田知夫
講義詳細
この講座は、「哲学的な文章を原典でゆっくり丁寧に味わってみたい」、「外国語を勉強してきたので、そろそろ骨のある理論的文章につきあってみたい」、そのような方におすすめです。テキストはお配りしますので、英和と独和の辞書をご用意ください。なお、英語だけしか自信がない、ドイツ語にしか自信がない、という方は、ご相談くだされば英語・ドイツ語のテキストをご用意します。
講座スケジュール
1・2017/10/12(木) フレーゲの「意義と意味について」の一部をドイツ語の原文で読みながら、言語哲学の基本概念である「意義」と「意味」の区別を理解する。
2・2017/10/19(木) オースティンの『言語と行為』第1講の一部を英語の原文で読みながら、行為遂行的発言と事実確認的発言の区別を理解する。
3・2017/10/26(木) クワインの『ことばと対象』第2章の一部を英語の原文で読みながら、根源的翻訳の概念と、翻訳の不確定性について理解する。
※持ち物:独和辞典・英和辞典(電子辞書でも可)
言語哲学を先行している。ドイツ・ボーフム大学で学位を取得。著書:Telling What She Thinks: Semantics and Pragmatics of Propositional Attitude Reports (DeGruyter社)。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。