陸軍登戸研究所開設から80年を検証する
明治大学リバティアカデミー
生田キャンパス
山田朗/渡辺賢二
-教養その他, 日本文化, 講義詳細
-山田朗/渡辺賢二, 明治大学リバティアカデミー, 生田キャンパス, 講義詳細
概要
旧日本陸軍の秘密戦(防諜・諜報・謀略・宣伝)の兵器・資材の研究・開発にあたっていた登戸研究所は、現在の明治大学生田キャンパスのある場所にありました。このきわめて特殊な秘密の研究機関は、今からちょうど80年前の1937年、初めて生田の地に実験施設として作られました。今回の講座では、11月から開催される平和教育登戸研究所資料館の第8回企画展に連動し、なぜこの時期にこうした施設が作られたのか、そしてその後、電波兵器の開発だけでなく、急速に、謀略兵器の開発、偽札製造などへと機能を拡充されていった実態について明らかにしていきます。春期講座とは、内容が異なります。
講座期間
2017/10/21~2017/12/16
講師概要
山田朗(ヤマダアキラ)明治大学文学部教授・平和教育登戸研究所資料館館長1956年大阪府生まれ。1985年東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。日本現代史・軍事史を専攻。主な著書として、『大元帥・昭和天皇』(1994年)、『軍備拡張の近代史』(1997年)、『世界史の中の日露戦争』(2009年)など。
渡辺賢二(ワタナベケンジ)元明治大学文学部兼任講師1943年生まれ日本近現代史・歴史教育論を専攻。主な著書:『平和のための「戦争論」』(1999年)、『風刺マンガでまなぶ日本近現代史』(1999年)、『陸軍登戸研究所と謀略戦』(2012年)など。共著『登戸研究所から考える戦争と平和』(2011年)など。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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