政治的教養としての憲法
明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
清野幾久子/城秀孝/大谷和子/由岐和広
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概要
本講座の内容は誰でもわかるもの[のはず]です。憲法は小学校以来学校で習ってきたのですから。国家を形成する最も大切な土台は憲法。それゆえ憲法の知識は国民の有すべき政治的な教養であり、国民主権とは、憲法を知っている[はずの]一人一人から成立っています。憲法の大きな内容は、個人が持つ人権と戦争で死ぬことのない平和。これらは世界の人々が有史以来努力してきた目標ですから、日本国憲法は世界に通じる普遍的な性格をもっています。現在は衆参に憲法調査会がおかれ、憲法改正草案が存在。私たちの生活の根本が問われている[はずな]のです。3つの[はず]は大丈夫でしょうか?本講座で憲法の歴史や理論、外国との比較を学びつつ憲法議論の最前線に触れ、「はず」をしっかりした「知識」として身につけ、憲法とは何かについて深く考える機会としてみませんか。今年度も、現代の憲法議論の多様化・専門化に対し、国際平和の専門家、個人情報保護の専門家、弁護士を授業パートナーとして迎えるなどして、皆さんのさらに知りたいこと、議論したいことに応えます。
講座期間
2017/10/16~2017/12/11
講師概要
清野幾久子(セイノキクコ)明治大学法科大学院教授、コーディネータ単著『戦争はなくせないの?』(あかね書房、2001年初版)、共著『憲法の国際協調主義の展開ードイツとヨーロッパ・・』(敬文堂、2012年)、DerWienerwaldundTokyoals„StadtohneWald“inden90erJahren(Wien,2013)、単著「大規模災害と生命・生存・健康―三・一一福島第一原発事故後の環境権論」(公法研究76,2014)、編著書『復興経済の原理及若干問題』(福田徳三著作集17巻(信山社、2016年)など。
城秀孝(ジョウヒデタカ)神田外語大学講師共編著『18歳からわかる平和と安全保障のえらび方』大月書店、2016年)、共著・広島市立大学広島平和研究所編『平和と安全保障を考える事典』(法律文化社、2016年)、論文「『PKO等協力法』改定案」(森英樹編『安保関連法総批判―憲法学からの「平和安全」法制分析』(別冊法学セミナー、新・総合特集シリーズ7、2015年)所収など。
大谷和子(オオタニカズコ)株式会社日本総合研究所執行役員・法務部長東北大学法学部卒業。現在株式会社日本総合研究所・法務部長。専攻民法、情報法。主要著書『インターネットと法』(高橋・松井編、第4章担当、有斐閣、1999年)ほか多数。
由岐和広(ユキカズヒロ)弁護士、東京ブライト法律事務所所長早稲田大学法学部卒業、昭和56年司法試験合格、弁護士。平成9年由岐・豊崎・榎本法律事務所(現・東京ブライト法律事務所)設立。明治大学法科大学院、明治大学法学部にてゲスト講師(憲法)。弁護士会関係では、日弁連常務理事、東京弁護士会副会長(平成21年度)などを歴任。新宿簡易裁判所設立に貢献。
アクセス
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