染・織・刺繍の日本文化史/時代を語る技の美(美術史を楽しむ(日本編))
五反田キャンパス
小山弓弦葉
講義詳細
古来より、日本人の衣服や室内は染物や織物、刺繍によって装飾され、美しい模様で彩られてきました。それは、ただ単に身の回りを美しく飾りたてたいという「欲望」ではありません。色と模様には意味があり、身分・職業・宗教・芸能・交流などが関わる日本の文化の中で育まれてきたものです。また、日本の染織の歴史をたどっていくと、そこには時代を語る技術と、その技が生み出す日本独特の美意識が見出されます。染織の歴史と文化は、私たちの生活にもっとも身近な美の世界であり、今もなお、その技の美は和装の様な伝統衣装の中に生き続けています。日本の文化が育んだ染織の技と美の歴史をひもといてみましょう。テキスト:必要に応じてプリントを配布。
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