万国博覧会とジャポニスム(美術史を楽しむ(西洋編))
五反田キャンパス
人見伸子
講義詳細
19世紀半ばにペリーが黒船で来港して日本が開国して以来、多数の文物が海外へ渡り、さまざまな地域や国の文化に影響をもたらしました。「ジャポニスム」と呼ばれる現象です。ちょうど同じ頃、ロンドンで世界初の万国博覧会が開催され、西欧では「博覧会の時代」が始まりました。この講座では、フランス・イギリス・オーストリアを例に、日本の美術がどのように受け入れられ、芸術家たちに影響を与えたかについて、万博との関わりにふれながら、お話したいと思います。グローバル化が世界中に浸透しつつある現代、自国の文化を理解し、それを発信するにはどうしたらよいのか、考えてみる機会になれば幸いです。テキスト:必要に応じてプリントを配布。備考:講義形式。
ジャポニスムとは何か? フランスの事情/イギリスのジャポニスム:ホイッスラーを中心に/オーストリアのジャポニスム:クリムトと仲間たち
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