「墓」にまつわる三つの話/太宰・コンドル・吉田健一
清泉女子大学 清泉ラファエラ・アカデミア
五反田キャンパス
有光隆司
-日本文化, 講義詳細
-五反田キャンパス, 有光隆司, 清泉女子大学 清泉ラファエラ・アカデミア, 講義詳細
講座名
「墓」にまつわる三つの話/太宰・コンドル・吉田健一
概要
お墓を訪ね、お墓を巡り、お墓をじっと見つめてみましょう。お墓もなかなか大変なんだなあということがわかってまいります。 人は死んだ後も大変であるという話です。あの世の話ではありません。この世の話です。本講座では太宰治とジョサイア・コンドルと吉田健一という三人の著名人(文学者・建築家)を俎上に載せ、それぞれの「墓」を通して、彼らを取り巻く物語について考察します。
第1回目は太宰治と森鷗外をめぐる物語、第2回目はジョサイア・コンドルと娘ハルをめぐる物語、第3回目は吉田健一と父吉田茂をめぐる物語です。事実は小説より奇なり、とよく申しますが、じつに「墓」こそ小説よりも奇なるしるしであることがおわかりになるはずです。テキスト:必要に応じてプリントを配布。
講座期間
2017/05/27~2017/06/10
講師概要
清泉女子大学教授。清泉女子大学大学院人文学専攻教授/上智大学 文学修士/専門分野:日本近代文学、比較文学/「木下杢太郎『食後の唄』注釈と作品論(1-8)」『成蹊大学一般研究報告』1997年5月~2013年6月 「思想の時代」『和歌をひらく』第5巻『帝国の和歌』(岩波書店) 「明治期詩歌の〈風景〉観」『歌われた風景』(笠間書院) 「森鷗外『雁』」『受容と創造』(宝文館出版) 「木下杢太郎詩覚書」『幻想文学』(双文社出版)
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。