英国ヴィクトリア朝の文化
早稲田大学エクステンションセンター
中野校
新井潤美(上智大学教授)宮丸裕二(中央大学教授)
-教養その他, 講義詳細
-中野校, 新井潤美(上智大学教授)宮丸裕二(中央大学教授), 早稲田大学エクステンションセンター, 講義詳細
概要
ヴィクトリア女王が統治した1837年から1901年まではイギリスの繁栄の時代であり、いろいろな意味で、現代のイギリスの基盤だけでなく、現代社会の基礎が作られた時代と言えます。たとえば、鉄道の敷設、警察や消防の組織、郵便制度の整備など、今日の我々の生活に欠かせないものが次々に登場しています。一方で、ヨーロッパ大陸の文化とは一線を画する、イギリスらしい、いわば島国根性的な価値観と美意識が形成された時代にもあたります。世界の近代の先駆者としての顔と、ローカルな島国としての顔を合わせ持つイギリスの魅力を、良く知られた文学作品や文化に触れながらこの時代の特色と魅力をみていきたいと思います。
講師名
新井潤美(上智大学教授)宮丸裕二(中央大学教授)
講師概要
新井潤美
上智大学教授
香港、英国等で教育を受け、東京大学総合文化研究科大学院博士課程満期退学、博士(学術)。専門はイギリス文学・文化と比較文学・比較文化。著書に『階級にとりつかれた人々』(中公新書)、『不機嫌なメアリー・ポピンズーイギリス小説と映画から読む「階級」』(平凡社新書)、『執事とメイドの裏表—イギリス文化における使用人のイメージ』(白水社)、『パブリック・スクール―イギリス的紳士・淑女のつくられかた』(岩波新書)などがある。
宮丸裕二
中央大学教授
1971年生まれ。神奈川県出身。慶應義塾大学文学部卒業。文学博士。2005年より中央大学法学部教員。専門分野は英国文学・文化。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。