『伊勢物語』を読む
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
田畑千恵子(エクステンションセンター講師)
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概要
『伊勢物語』は125段の章段から成る歌物語です。ある「男」の初冠(ういこうぶり)から死までを一代記的な構成をとり描いた作品で、後代の文学に大きな影響を与えました。実在の歌人で「六歌仙」の一人として知られる在原業平をイメージさせる主人公が、多くの人々との関わり(恋人・友人・主従・親子など)の中で歌を詠む姿、人々との交流が描かれます。今の講座では、82段以降末尾までの主要な段(惟喬親王・さらぬ別れ・身を知る雨・つひに行く道等)を順次取り上げながら、読み味わっていきます。併せて、『伊勢物語』が後代の文学作品に与えた影響についても、お話しします。
講座期間
2017/08/22~2017/09/05
講師名
田畑千恵子(エクステンションセンター講師)
講師概要
田畑千恵子
エクステンションセンター講師
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(『枕草子』・日記文学)。早稲田大学及び複数の大学で学部生の指導を担当してきた。主要論文「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集四』有精堂)・「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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