明治、このフシギな時代 2017 年版
東京外苑キャンパス
矢内賢二/依田徹/三上美和/角田拓朗/石井健
講義詳細
「降る雪や明治は遠くなりにけり」(中村草田男)。2017年は大政奉還から150年の節目の年にあたりますが、明治ははるか遠い過去であると同時に、われわれと地続きの、どこか親しみやすい顔ももっています。美術・盆栽・芸能・書など、知っているようで知らない明治時代の文化を連続講義で紹介し、その驚くほど多面的な魅力を浮かび上がらせます。
依田徹/遠山記念館学芸員。1977年山梨県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻、博士後期課程を修了。美術博士。元さいたま市大宮盆栽美術館学芸員。日本近代美術史、茶道史を専門とする。
三上美和/博士(哲学)、京都造形芸術大学准教授。1971年東京都生まれ。2006年、学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程満期退学(博士(哲学))。専門は日本美術史、工芸史。東京国立近代美術館工芸課客員研究員、中央大学他非常勤講師を経て現職。原三溪、細川護立、大原孫三郎などの芸術家支援及び、近現代日本画、工芸作品の研究を行っている。
角田拓朗/神奈川県立歴史博物館主任学芸員。専門は近代日本美術史。明治洋画を中心に、美人画、版画印刷史、美術史学史、博物館学と幅広く展開中。
石井健/東京学芸大学准教授。1970年生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程中退。専門は日本書道史。東京学芸大学助手、専任講師を経て現職。日本書道史、書道実技、書道の指導法について講じながら、飛鳥~奈良時代の書道、江戸~大正時代の書道教育について研究を行っている。
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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