名筆でよむ平安世紀末文学(平家物語、方丈記、新古今集)- 変体仮名解読とその世界 -
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
大阪梅田キャンパス
小田剛
-日本文化, 講義詳細
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講座名
名筆でよむ平安世紀末文学(平家物語、方丈記、新古今集)- 変体仮名解読とその世界 -
概要
平家物語、方丈記、新古今(和歌)集は、すべて平安時代末期の同時代の文学といえるものです。平氏の栄枯盛衰を描いた平家物語、鴨長明の時代をみつめた方丈記、和歌文学の極致とも言われる新古今集、全く異なった感じの作品でありながら、驚くほどに時代の空気を伝えています。この講座では、三作品の概説を述べ、三作品の名筆部分を変体仮名(くずし字)で読んでいきます。さらに三作品の主要部分を鑑賞していきます。このことによって、異なったジャンルの作品でありながら、「武者の世」へとむかう、古代から中世へ移る過渡期、変革と動乱の平安朝末期の時代相を味わうことができるでしょう。さらに名筆をよむことによって、変体仮名解読のスキル(技能)を身につけることができます。さあ皆さん“世紀末”の豊饒の世界へ旅立ちましょう。
講座期間
2017/07/11~2017/08/22
講師概要
龍谷大学仏教文化研究所客員研究員。専攻は中世和歌文学。新古今和歌集を研究の対象とし、藤原定家、式子内親王(の歌)が専門である。著書は、『式子内親王全歌注釈』(和泉書院)、『定家/初学百首、韻歌百二十八首、千五百番歌合百首、内大臣家百首注釈』(武蔵野書院)など多数。また、京都の古典史跡めぐりも趣味としている。
住所
大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー14階
アクセス
JR「大阪」駅桜橋出口より徒歩4分/市営地下鉄四つ橋線「西梅田」駅3番出口すぐ/市営地下鉄御堂筋線「梅田」駅より徒歩5分/市営地下鉄谷町線「東梅田」駅より徒歩6分/JR「北新地」駅より徒歩2分/阪神電車「梅田」駅より徒歩すぐ/阪急電鉄「梅田」駅より徒歩10分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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