法然上人講座ー三輩念仏往生篇(2)
佛教大学四条センター
四条センター
市川定敬
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概要
法然上人講座「選択本願念仏の教え」。あまねく一切を摂せんがために、造像起塔等の諸行を以て往生の本願としたまはず、ただ称名念仏の一行を以てその本願としたまへる。法然上人が弘められた教えは、どのような者でも口に「南無阿弥陀仏」と称えれば、苦しみのない仏の世界に生まれることができるというものです。この口に称える念仏が「選択本願念仏」であると看破されたのは、仏教史上において法然上人が初めてです。この選択本願念仏とは一体何を意味するのか。法然上人の著書『選択本願念仏集』を読み進めながら、その理解を深めていきます。
『無量寿経』に念仏以外の修行をして浄土に生まれることが説かれることについて、法然上人は三つの考え方を示しておられます。この三つの立場をもとに、法然上人の浄土の教えが他宗派、あるいは多宗教に対してどのような立場を取るのかということについて考えてみたいと思います。
講座期間
2017/06/27~2017/06/27
住所
京都市下京区四条烏丸北東角 京都三井ビルディング4階
アクセス
市営地下鉄「四条」駅または阪急「烏丸」駅下車、地下鉄連絡通路21番出口
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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