学びなおすオスマン帝国の歴史
明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
江川ひかり/永田雄三/奥美穂子
-教養その他, 講義詳細
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概要
昨今の国際情勢を動かすカギを握っているのがトルコ共和国です。1923年に建国されたトルコ共和国の現状を知るためには、その前身であるオスマン帝国の歴史を理解することが不可欠です。かつて「オスマン=トルコ」ともよばれたオスマン帝国の歴史は、新しく「発見」された史料に基づき、新しい解釈がなされています。トルコのみならず、欧米や日本における最新の研究を踏まえてオスマン帝国の歴史をひもときます。
講座期間
2017/05/09~2017/07/11
講師概要
江川ひかり(エガワヒカリ)コーディネータ・明治大学文学部教授早稲田大学文学部卒業、お茶の水女子大学大学院修了後、立命館大学を経て、2009年より現職。専門は、トルコ近代史、19世紀オスマン帝国社会経済史。主著に『ワードマップ・イスラーム:社会生活・思想・歴史』(新曜社共編著)、共著YagciBedirYorukleri(2007『ヤージュ・ベディル遊牧民)、『19世紀オスマン帝国北部中央ブルガリアの農村社会―タルノヴォ郡三村における農業経営と土地「売買」』『明大アジア史論集』13号(2009)など。
永田雄三(ナガタユウゾウ)元明治大学文学部教授、(公財)東洋文庫研究員千葉大学文理学部卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、イスタンブル大学大学院博士課程修了(Ph.D.)、オスマン帝国史専攻。主な著書として『前近代トルコの地方名士:カラオスマンオウル家に関する研究』(刀水書房、2009年)、『成熟のイスラーム社会』(共著、中央公論社、1998年)『世紀末イスタンブールの演劇空間都市社会史の視点から』(共著、白帝社アジア史選書、2015年)など。
奥美穂子(オクミホコ)明治大学文学部兼任講師明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(史学)。2014年より現職。専門は、前近代オスマン帝国社会史。特に、国家行事としての祝祭の問題を主題に研究を進める。主論文に「オスマン帝国における1582年祝祭のプログラム復元:「王の祝祭」にみるイスタンブル都市社会の一断面」『比較都市史研究』32-1号(2013年)など。
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
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