世界の民族音楽を聴く-第3講-「アイルランド音楽の魅力」
明治大学リバティアカデミー
駿河台キャンパス
守安功/守安雅子/石川修次
-教養その他, 講義詳細, 趣味・実用
-守安功/守安雅子/石川修次, 明治大学リバティアカデミー, 講義詳細, 駿河台キャンパス
講座名
世界の民族音楽を聴く-第3講-「アイルランド音楽の魅力」
概要
民族音楽は、いうまでもなく世界各地に赴き、人々の生活に触れ、現地の楽士が演奏するものを聴くのが一番よい機会ではありますが、現実にはなかなかむずかしいものです。このオープン講座では2000年度からリバティアカデミー教養・文化講座『民族音楽紀行』を担当された故江波戸昭先生(明治大学名誉教授、地理学)の遺志を受け継ぎ、日本在住のトップクラスの演奏家をお招きし、それぞれの分野での音楽や楽器、さまざまな社会的・文化的背景などのお話をしていただきながら、みなさんに楽しいレクチャー&コンサートのひとときを共遊していただきます。 (■コーディネータ 石川 修次(元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭))----------------------------------------------------- 「アイルランド音楽の魅力」-----------------------------------------------------■演奏 : 守安 功 (アイリッシュ・フルート、リコーダー、ホイッスル奏者) 守安 雅子(アイリッシュ・ハープ、コンサーティーナ、バゥラン奏者)アイルランドでは日々の暮らしの中に音楽が息づいています。さまざまな時代に生き続けたアイルランドの音楽のいろいろなタイプの曲を、お隣の国であるスコットランドやイングランドの音楽との対比をしつつ、わかりやすく楽しく、たくさん演奏を交えて説明させていただきます。また長年にわたり、1年の三分の一近くを現地で生活してきた経験から、そこで出会った今は亡きたくさんの名人たちについてや、さらにここ数十年のアィルランドの音楽と国の大変化についてもお話ししてみたいと思います。
講座期間
2017/07/15~2017/07/15
講師概要
守安功(モリヤスイサオ)アイリッシュ・フルート、リコーダー、ホイッスル奏者桐朋学園大学音楽学部古楽器科卒、同研究科修了。在学中、第10回全日本リコーダーコンクール独奏部門において最優秀賞及び朝日放送賞を受賞。また、江戸里神楽四代目家元若山胤雄に日本の笛と太鼓を師事し、若山社中囃子方として活躍する。1987年渡欧し、各地で日本の伝統音楽・現代音楽についてのレクチャーやリコーダーのリサイタルを行う。現在は、アイルランド音楽の演奏と研究に専念し、アイルランドの音楽・ダンス・文化についての著書・訳書8冊を発表している。
守安雅子(モリヤスマサコ)アイリッシュ・ハープ、コンサーティーナ、バゥラン奏者アイルランドで出会った音楽家たちの演奏に魅了され、アイルランドの伝統音楽の演奏を始める。夫の功とともに1年の半分をアイルランドで過ごし、現地の第一線の演奏家をはじめ、伝統音楽の宝庫クレア地方の農夫の演奏家たちからコンサーティーナの奏法を学ぶ。アイルランドにて現地の演奏者と共演した2枚のアルバムを制作し、現地の新聞・テレビ・ラジオ・雑誌などで取り上げられる。その後も夫妻で演奏活動とともに精力的にアルバムを発表し続けている。
石川修次(イシカワシュウジ)コーディネータ・元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭2005年度後期、2009年度後期、2011年度後期、2013年度後期、2015年度後期オープン講座レクチャー&コンサート「世界の民族音楽を聴く」出演者。1950年東京都に生まれる。國學院大學卒業後、明治大学付属中野中学高等学校の教員となり、現在に至る。大学では民俗学を学び、日本各地の民俗調査に携わる。中学時代にアメリカのフォークソングに出会い、1965年から5弦バンジョーを弾き始める。特にトラディショナル・フォーク・ミュージックに深い関心を持ち、伝承者の「人となり」を研究している。またバンジョーについての興味は尽きることなく、現在も19世紀後半から現代に至るバンジョーをめぐる文化的・社会的・歴史的背景について研究を続けている。
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。