日本甲冑史―古代と中世の甲冑
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
KUポートスクエア
近藤好和(國學院大学大学院・和洋女子大学非常勤講師、千葉県刀剣登録審査委員)
-日本文化, 講義詳細
-KUポートスクエア, 神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター, 講義詳細, 近藤好和(國學院大学大学院・和洋女子大学非常勤講師、千葉県刀剣登録審査委員)
大学
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
概要
武具には攻撃具と防御具がある。このうち防御具の代表が甲冑、つまり「よろい」と「かぶと」である。世界各国でそれぞれの国や地域に応じた甲冑がある。日本の甲冑もまた、古代・中世・近世に渡って独自の発展を遂げ、各時代に特徴ある甲冑が存在するが、その基本構造や様式は、古代から近世に渡って断絶なく引き継がれている。また、日本の甲冑のうち、伝世品が多く現存する中世・近世の甲冑は、様々な工芸技術を結集して製作されており、現在では美術品としての価値も高く、国宝や重要文化財に指定されている遺品も多い。そうした日本の甲冑のうち、今回は、まずは古代の甲冑について講義し、ついで様々な面で日本甲冑の主体といえる中世の甲冑について、細部の構造を含めて詳しく講義する。古代から中世に到る日本甲冑史を体系的に学べるはずである。
講座期間
2017/08/02~2017/09/20
講師名
近藤好和(國學院大学大学院・和洋女子大学非常勤講師、千葉県刀剣登録審査委員)
講師概要
1957 年神奈川県生まれ。1987 年國學院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得。博士(文学・広島大学)。著書に『弓矢と刀剣』『中世的武具の成立と武士』『騎兵と歩兵の中世史』(以上、吉川弘文館)、『源義経』(ミネルヴァ書房)、『装束の日本史』『武具の日本史』(以上、平凡社新書)、『日本古代の武具 『国家珍宝帳』と正倉院の器仗』(思文閣出版)などがある。
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA14階
アクセス
横浜高速鉄道みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅より徒歩2分/JR根岸線・市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩7分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。