アジアのまちの課題とその解き方

神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター

KUポートスクエア

アジアの国際都市の多くはスクラップアンドビルドにより、近代化を成し遂げてきた。中心業務地区にはモダニズムの高層オフィスビルが建ち並び、その光景はアメリカやヨーロッパ新都心とさほど変わらない。しかし、近年、アジアにおいても場所の固有性や記憶を引き継ぐような都市再生の事例が見られるようになった。その方法は、グローバルに共通するものもあるが、アジア固有の方法もあり、それらは気候など自然条件のみならず、社会条件に基づくものと言える。本講座では、アジアの都市再生事例から、環境社会再生のあり方を問う。

7,200円

8,000円

2017/06/03～2017/07/01

13:00～14:30

土

5回

30人

内田青蔵（神奈川大学常民文化研究所非文字資料研究センター長工学部教授） 山家京子（神奈川大学工学部教授、アジア研究センター所員）

【内田 青蔵】1953 年秋田県生まれ。神奈川大学工学部建築学科卒業後、東京工業大学大学院博士課程満期退学。工学博士。専門は近代日本建築史。文化女子大学、埼玉大学を経て、2009 年から神奈川大学工学部建築学科教授。現在、神奈川大学常民文化研究所非文字資料研究センター長。1994 年日本建築学会（論文）奨励賞、2004 年日本生活学会今和次郎賞、2014年日本生活文化史学会賞を受賞。2016 年度から日本生活学会会長。 【山家 京子】1959 年大阪府生まれ。京都工芸繊維大学工芸学部卒業、東京大学大学院工学研究科博士課程修了、博士（工学）。東京大学生産技術研究所助手を経て、1997 年神奈川大学専任講師、2006 年より現職。専門は都市計画。環境未来都市推進委員会委員（内閣府）、横浜市地域まちづくり推進委員会副委員長など歴任。著書に『建築・都市計画のための調査・分析方法［改訂版］』（井上書院）など。 【曽我部 昌史】1962 年福岡県生まれ。東京工業大学大学院修了の後、伊東豊雄建築設計事務所勤務を経て、設計事務所みかんぐみを共同設立。2006 年より現職。建築のデザインを中心に、まちづくり、アートプロジェクト、プロダクトデザインなどを手がける。横浜寿町での生活環境改善プロジェクトへの関わりをきっかけに各地にある脆弱街区対策に注目するようになり、調査を重ねている。 【中井 邦夫】1968 年兵庫県生まれ。東京工業大学工学部建築学科卒業後、同大学院博士課程満期退学。博士（工学）。一級建築士。専門は建築構成学、建築設計。東京工業大学大学院助教を経て、2008 年から神奈川大学工学部准教授、2015 年から現職。2005 年度グッドデザイン賞、2008 年日本建築学会作品選奨などを受賞。著書に『建築構成学』（共著）など。 【重村　力】1969 年早稲田大学理工学部卒業後、同大学院博士課程満期退学。博士（工学）。専門：建築デザイン・地域計画。神戸大学教授を経て、2009 年～神奈川大学工学部建築学科教授。2016 年～同工学研究所客員教授。同常民文化研究所、アジア研究センター客員。アメリカ建築家協会名誉フェロー。日本建築学会副会長（2003-2005）、日本建築学会賞（2012）

神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA14階

横浜高速鉄道みなとみらい線（東急東横線直通）「みなとみらい」駅より徒歩2分/JR根岸線・市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩7分

申込

URL