SDGs(持続可能な開発目標)-貧困・社会的排除と居場所論
上智大学公開学習センター
四谷キャンパス
田中治彦上智大学総合人間科学部教育学科教授
-教養その他, 講義詳細
-上智大学公開学習センター, 四谷キャンパス, 田中治彦上智大学総合人間科学部教育学科教授, 講義詳細
講座名
SDGs(持続可能な開発目標)-貧困・社会的排除と居場所論
概要
2016年から30年までの国連の開発目標であるSDGs(持続可能な開発目標)の標語は「誰ひとり取り残さない」です。これは世界中の貧困や社会的に排除されているひとびとに居場所がある世界づくりを、というように読み替えることができます。居場所論は日本では、不登校問題などを通して子ども・若者に居場所がある学校づくりを、という意味で始まりました。その後、経済や情報のグローバリゼーションが急速に深まりをみせるなかで、家族・地域・会社・国といった従来、人々に安心と安全を保障してきた集団や組織によるセイフティネットが縮小し、人々を孤立化させてきました。それに伴い、居場所論も子ども・若者から女性・障がい者・高齢者などすべての人々の課題となり、また、日本だけではなく世界的なテーマとなりつつあります。この講座では、世界的な視野で「居場所論」を考えるとともに、「居場所づくり」のための国の内外のさまざまな試みを紹介します。
講座期間
2017/05/11~2017/07/13
講師名
田中治彦上智大学総合人間科学部教育学科教授
講師概要
上智大学総合人間科学部教育学科教授 専攻分野/ 生涯教育、開発教育、ESD ホームページ/ http://pweb.cc.sophia.ac.jp/htanaka/ Eメール/ htanaka@sophia.ac.jp
アクセス
JR中央線・東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」駅麹町口・赤坂口から徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。