昭和戦前・戦中の歴史
早稲田大学エクステンションセンター
八丁堀校
望月雅士(早稲田大学講師)
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概要
今回の講座は、昭和天皇の側近だった木戸幸一の1934(昭和9)年の日記を読み解いていきます。木戸の日記には、天皇や政府、軍部の動きが日々詳細に描かれています。
今回対象とする1934年は、帝人事件による政界の混乱がついには政変を呼び起こし、また軍縮条約からの離脱が決定し、軍拡競争の時代へと足を踏み入れた年でした。時代の転換となるこの1年がどのように推移していったのか、木戸の日記をベースにさまざまな資料を用いて、歴史の実相を解き明かしていきます。
講座期間
2017/04/08~2017/06/17
講師概要
早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史専攻)博士後期課程単位取得退学。現在、早稲田大学教育学部講師。専門は日本近現代政治史。共編著書に『風見章日記・関係資料』(みすず書房)、『枢密院の研究』(吉川弘文館)ほか。
住所
東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア3F
アクセス
JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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