弘法大師空海と東寺、そしてその彫像
早稲田大学エクステンションセンター
早稲田校
近藤有宜(仏教美術史家)
-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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概要
インドで誕生し、中国に東遷した密教を掬うようにして我国にもたらしたのが弘法大師空海です。その彼が都における密教布教の拠点として造営に情熱を注いだ寺が東寺です。従ってこの寺には最も早く造られた純粋な姿形の密教像が数多く伝わっています。またその他にも兜跋毘沙門天像や八幡神像など平安初期の彫像を語る上で見逃せない彫像が現存します。空海の事績を辿るとともにこれらの興味深い彫像について考察を深めることとします。
講座期間
2017/04/12~2017/06/21
講師概要
1931年生。1996年早稲田大学大学院文学研究科(美術史専攻)入学。2007年同博士課程修了。博士(文学・早稲田大学)。専門分野は日本仏教美術史。著書『西大寺の創建と称徳天皇』。他に論文が「法隆学問寺という呼称について」、「法隆寺東院の救世観音像安置について」、「天寿国繍帳の制作時期について」などがあり。
アクセス
東京メトロ東西線「早稲田駅」3a出口より徒歩5分/都バス(高田馬場駅→早大正門行き)「早大正門」より徒歩1分/都電荒川線「早稲田駅」より徒歩5分
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。