名演で楽しむ落語入門
早稲田大学エクステンションセンター
中野校
瀧口雅仁(芸能史研究家、恵泉女学園大学講師)
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概要
200年以上の歴史を持つ落語は、それを継承してきた落語家の手によって、各時代の風俗や習慣といったものを数多く取り込んできました。そこからは庶民の生活や味、遊び、町並み、四季折々と、様々な形で江戸・東京の姿を感じ取ることができ、今なお新しい落語家による新しい視点で描き続けられています。当講座では、映像と録音を中心にした講義と鑑賞を通して、落語の舞台と背景などを取り上げ、今、注目してもらいたい落語家も紹介し、落語を学ぶばかりでなく、みなさんと一緒に落語の世界を楽しんでいきます。
※全8回の中で、ゲストの落語家による実演を2回予定しています。(実演日は未定。決定次第お知らせします)
【主な講義内容】(実演によって内容と順序は変更する場合があります)
・五代目古今亭志ん生『岸柳島』と江戸の乗り物
・古今亭志ん朝『愛宕山』と江戸っ子の行楽
・六代目三遊亭圓生『三年目』で見る夫婦の姿
・五代目柳家小さん『猫の災難』と江戸の酒事情
・立川談志『居残り佐平次』と江戸の四宿〈品川〉
・春風亭柳昇『扇風機』と新作落語の世界
講座期間
2017/04/15~2017/06/17
講師名
瀧口雅仁(芸能史研究家、恵泉女学園大学講師)
講師概要
新聞・雑誌等で寄席・演芸評、演劇評を執筆。主な著書として『噺家根問』『落語の達人』(彩流社)、『平成落語論』(講談社現代新書)、『落語を観るならこのDVD』(ポット出版)、近著に『古典・新作 落語事典』(丸善出版)、編著に『八代目正蔵戦中日記』(青蛙房)。CD「現役落語家名演集」(ポニーキャニオン、コロムビア)の監修・解説も担当。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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