ヒッタイト学入門

早稲田大学エクステンションセンター
中野校
吉田大輔(アナトリア考古学研究所研究員)

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講義詳細

講義詳細
講座名
ヒッタイト学入門
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
トルコ最長の河クズル・ウルマック(“赤い河”)に囲まれた中央アナトリア北部の寒村ボアズキョイの広大な遺跡の本格的な発掘調査が始まったのは1906年のことでした。発掘開始当初から出土した夥しい数の粘土板文書から、この遺跡がかつてのヒッタイトの都ハットゥサであることが明らかになりました。そして1915年ボアズキョイ出土の文書の大半が書かれていたヒッタイト語が解読され、その内容を読み解くことができるようになり、ここにヒッタイト学が誕生します。こうして謎に包まれ、ほとんど何も知られていなかった幻の王国ヒッタイトは徐々にその姿を現していきます。ヒッタイト学は誕生してからわずか百年と若い学問ですが、古代オリエントの歴史、宗教、文化の解明に果たした役割は極めて大きいと言えます。ことに近年、我が国の調査隊も含めて、ヒッタイトの本拠地のあった中央アナトリアの調査が飛躍的に進み、その成果は実に目覚ましいものがあります。 本講座では、研究史、歴史、考古、宗教など最近の研究成果や注目すべき発見など調査研究の最前線の動向にも触れながら、今熱い「ヒッタイト学」の魅力に迫り、「ヒッタイト学」の現在を見ていきたいと思います。
会員価格
17,496円
一般価格
20,120円
講座期間
2017/05/12~2017/06/16
開講時間
15:00~16:30
曜日
講座回数
6回
定員
講師名
吉田大輔(アナトリア考古学研究所研究員)
講師概要
新潟県生まれ。博士(Dr.Phil.、ミュンヘン大学)。専門分野は古代アナトリア学、特に紀元前2千年紀に栄えたヒッタイト王国の研究。著訳書に「古ヒッタイト語における名詞的所有格の機能」(独文)、「ヒッタイトの太陽神研究」(独文)、『ヒッタイト王国の発見』(山本書店、共訳)などがある。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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