日本外交史論						
						
						早稲田大学エクステンションセンター
八丁堀校
三宅正樹(明治大学名誉教授)
						
						
						
							-教養その他, 日本文化, 講義詳細
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						概要
						クリミア半島のヤルタで開催された米英ソの首脳会談の最終日1945年2月11日にローズヴェルト、チャーチル、スターリンの三首脳によってヤルタ密約が調印されました。ヤルタ密約はソ連の対日参戦とその代償を確定しました。日本の領土のうち千島列島と南樺太をソ連に与えることと並んで、外蒙古の現状維持、大連港の国際化と旅順港の租借権の回復、南満州鉄道の中ソによる共同運営などが明記されていました。ヤルタ密約による対ソ代償は日本での北方領土問題の起源となると同時に中国の主権に抵触するものでした。本講義では、以下の五項目についての講義によって、スターリンとモスクワ滞在中の蔣介石の長男蔣経国との対決を含めて、ヤルタ密約と日本、中国とのかかわりを明らかにします。
					 
					
					
					
						講座期間
						2017/05/09~2017/06/06
					 
					
					
					
					
					
					
						講師概要
						1934年仙台生まれ。京都大学文学部史学科西洋史学専攻卒業。文学博士(京都大学)。ユーラシア外交史専攻。著書は『ユーラシア外交史研究』(河出書房新社)、『文明と時間』(東海大学出版会)、『スターリンの対日情報工作』(平凡社)、『近代ユーラシア外交史論集』(千倉書房)など。1985年から95年まで国際歴史学会理事。
					 
					
						住所
						東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア3F
					 
					
						アクセス
						JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口徒歩1分
					 
					
					
				
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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