講義詳細
講座名
十字軍とは何か―多様な歴史的、現代的意味を考える―
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
十字軍はその名称を知らない人はいないほど著名な歴史的現象です。呼びかけたローマ教皇、これに応えて聖地を目指した偉大な皇帝や国王、貴族、騎士たち、民衆、彼らに対抗したイスラムの英傑たち、そして彼らが織り成した多くの出来事、十字軍というとそのようなことが思い浮かぶでしょう。しかし、長期にわたる事件であるために、漠然としたイメージをもつことはできても、それがどのようなものであったかを語るのは容易ではありません。しかも、最近の研究では、十字軍はパレスチナ地方だけではなく、スペインやプロイセン、バルト地域などにも送られたといいます。その一方で、現代でも十字軍という言葉が政治の舞台に登場することがあります。それはなぜなのでしょうか。本講義は、複雑で多面的な姿を示す十字軍という観点から、画像や映像なども用いて、聖地への十字軍とともに、それ以外の十字軍についても説明し、広い視野から十字軍に関する基本的な知識を得ることができるようにすることをめざします。また、それを踏まえて、十字軍の歴史的、現代的な意味を考えてみることにします。
会員価格
11,664円
一般価格
13,413円
講座期間
2018/02/02~2018/02/23
開講時間
15:00~16:30
曜日
金
講座回数
4回
定員
35人
講師名
山内進(一橋大学名誉教授)
講師概要
山内進
一橋大学名誉教授
1949年北海道生まれ。一橋大学法学部卒業後、同大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。法学博士(一橋大学)。元一橋大学学長。専門分野は西洋法制史。著書に『掠奪の法観念史』(東京大学出版会)、『北の十字軍』(講談社)などがある。
一橋大学名誉教授
1949年北海道生まれ。一橋大学法学部卒業後、同大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。法学博士(一橋大学)。元一橋大学学長。専門分野は西洋法制史。著書に『掠奪の法観念史』(東京大学出版会)、『北の十字軍』(講談社)などがある。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。