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映画からみるヨーロッパ|早稲田大学エクステンションセンター|安井裕司(日本経済大学教授)

講義詳細
講座名
映画からみるヨーロッパ
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
今学期はフランス、英国、アイルランド、スイス、スウェーデン、ウクライナを舞台とした以下の映画作品をとりあげます。ヨーロッパの田舎は、ヨーロッパの人々にとって、過疎地であると共に、美しき故郷でもあります。田舎は都市との関係性によって、輝いたり、くすんだりと様々な「顔」があるのです。また、欧州系米国人からみたヨーロッパの田舎は、先祖との繋がりを確認する「帰るべき」土地とされ、より美化されていきます。今学期は、8本の作品を紹介することで、ヨーロッパの田舎の多面性を見ていきます。●『ローカル・ヒーロー』:北海油田が発見され、米国の石油会社に勤務するマッキンタイアは、開発のため英国・スコットランドの寒村の土地買収を命じられる。そんな彼に開発に反対する村の長老が立ちはだかる。●『クリクリのいた夏』:1930年代のフランス。田舎の沼地にクリクリという少女とその一家が住んでいた。何をしても失敗続きのクリクリの父親リトンを、同じく沼地に辿り着いた復員兵のガレが助ける。●『静かなる男』:米国でボクサーとして活躍したショーンは、引退後、故郷、アイルランドのイニスフリー村に戻ってくる。そこで、村娘のメアリー・ケイトと出会い恋に落ちるが兄の乱暴者レッドに反対される。●『やかまし村の春・夏・秋・冬』:1930年代、スウェーデンの3軒しか家がない村で暮らす6人の子供たちは、秋から冬、クリスマスを経て春を迎える。子供たちは、豊かな自然に育まれながら、少しずつ成長する。●『プロヴァンスの贈りもの』:英国の金融界で活躍しているマックスは、南仏プロヴァンスにブドウ畑を所有しているおじが亡くなり、畑を相続する。彼は土地を売却するために現地を訪れるが、そこで、人生を見つめ直すことになる。●『僕の大事なコレクション』:ウクライナ系米国人青年のジョナサンは、家族に係るモノを収集する癖がある。ある一枚の女性の写真を見て、祖父の恩人であるその女性を探すために祖父の故郷ウクライナへ旅立つ。●『恋はワンダフル!?』:アイルランド系の米国上院議員の秘書マーシーは、選挙宣伝として上院議員のルーツ探しのため米国からアイルランドの田舎にやってくる。村では恒例の「お見合いパーティ」が開催中であった。●『ハイジ』:スイスのアルプスの山奥で、おじいさんと一緒に幸せに暮らす少女ハイジの前に、突然デーテ叔母さんが現れ、ドイツのお金持ちの病弱の少女クララの遊び相手として、フランクフルトに連れていかれる。
会員価格
23,328円
一般価格
26,827円
講座期間
10月10日~12月05日
開講時間
10:30~12:00
曜日
講座回数
8回
定員
24人
講師名
安井裕司(日本経済大学教授)
講師概要
安井裕司
日本経済大学教授
1970年生まれ、栃木県出身。エジンバラ大学、バーミンガム大学博士課程に学ぶ。国際政治学博士(PhD)。ルーマニア・アカデミー歴史学研究所研究生、(在北アイルランド)国連大学国際紛争研究所インターン、同研究所夏期講習クラスコーディネーター等を経て、現在、日本経済大学神戸三宮キャンパス教授。

住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。