講義詳細
講座名
暮らしの中のサイエンス ワイヤレス給電技術の最前線 私たちの暮らしを劇的に変える新技術
大学
神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター
キャンパス
KUポートスクエア
概要
近年、地球温暖化などの環境問題や石油などの化石燃料の枯渇の問題を背景として、自動車の動力源を従来のエンジンから電動機(モーター)へ変える取組みが世界中で行われている。しかし、電動機で駆動する電気自動車(EV)の走行距離が実用化への大きな問題となっており、そのためより大きなエネルギーを溜めることができる電池の開発が世界各地で行われている。しかし、それらの性能を有する電池の開発のハードルは高く、仮に開発できたとしても、大きなエネルギーを有する電池を数多く積載したEV の安全性の問題が解決された訳でない。一方、近年、ワイヤレス(非接触)給電技術が開発されつつあり、この技術が完成すれば、信号で停止中、あるいはさらに技術が発達すると、走行中に給電が行えるので、電池のエネルギー積載量は現在のもので十分に足りる。ワイヤレス給電のインフラを普及させる必要があるが、大容量電池を積んだ電気自動車を普及させることより社会コストははるかに小さくなり、資源問題に左右されるリスクもずっと小さくなるはずである。さらに、ワイヤレス給電技術は電気自動車のみならず、私たちの生活の中で使う様々な電気製品において劇的な使い方の革新を促すであろう。本講演会では、ワイヤレス給電の原理から研究の動向、実証試験の結果などを解説していただき、近い将来必ず実用化される技術について学ぶことを目的とします。
会員価格
3,000円
一般価格
3,000円
講座期間
2017/12/19~2017/12/19
開講時間
10:00~16:30
曜日
火
講座回数
1回
定員
50人
講師名
堀洋一/岸洋之/安東信雄/荒井一真
講師概要
堀洋一(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
岸洋之(株式会社テクノバ)
安東信雄(JSR 株式会社)
荒井一真(株式会社SUBARU第2 技術本部電動ユニット設計部)
岸洋之(株式会社テクノバ)
安東信雄(JSR 株式会社)
荒井一真(株式会社SUBARU第2 技術本部電動ユニット設計部)
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA14階
アクセス
横浜高速鉄道みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅より徒歩2分/JR根岸線・市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩7分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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