講義詳細
講座名
296003 『古事記』を楽しむ ― 仁徳天皇記 ―
大学
武蔵野大学
キャンパス
千代田サテライト教室
概要
第16代仁徳天皇は、有名な「民の竈」の逸話により、民思いの天皇として「聖帝」とも称されています。理想の帝王の姿が、仁徳天皇の伝承には反映されていると言えるでしょう。ところが、その皇后磐姫は、大変に嫉妬深い女性で、その激しい嫉妬は、実は仁徳天皇が皇后の留守中に他の女性を宮中に入れたことがもとで起こったと伝えられているのです。ここには「聖帝」と称えられる姿とは別の、「色好み」としての仁徳天皇の姿が現れています。「民の竈」の逸話と、磐姫皇后の嫉妬の伝えを手がかりに、古代の天皇の姿に迫ります。第1回 2017/08/26 民の竈。第2回 2017/08/26 皇后の嫉妬
会員価格
一般価格
3,000円
講座期間
2017/08/26~2017/08/26
開講時間
13:00~16:15
曜日
土
講座回数
2回
定員
50人
講師名
渡部修
講師概要
本学非常勤講師
1962年山形県米沢市生まれ。國學院大學大学院博士課程後期満期退学。専門は日本古代文学・伝承文学。民俗や芸能の伝承を基礎に据えた作品解釈の方法を研究。論文に、「『万葉集』東歌は「貴族文学の一支流」か」(武蔵野大学文学部紀要9)「ヤマトの西と東と─古道に見る二上山地域─」(万葉古代学研究所年報7)「『死者の書』が描いた二上山」(同)「上代のことわざ」(ことわざ4)など。
住所
東京都千代田区四番町11番地 千代田女学園中学校・高等学校内
アクセス
JR・東京メトロ「四谷」駅より徒歩8分 / JR・東京メトロ・都営地下鉄「市ヶ谷」駅より徒歩8分 / 東京メトロ「麹町」駅あるいは「半蔵門」駅より徒歩5分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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