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桃太郎を考える|早稲田大学|加原奈穂子(早稲田大学講師)

講義詳細
講座名
桃太郎を考える
大学
早稲田大学
キャンパス
早稲田校
概要
桃太郎は、日本人にとって最も身近で懐かしいヒーローです。しかし、桃太郎が歩んできた複雑な歴史は、あまり知られていません。桃太郎の昔話が形成されたのは、室町末期から江戸初期にかけてのことと言われています。絵本や絵巻などに描かれるようになったのは江戸中期で、今から三百年ほど前のことです。そして、平成の今に至るまで、桃太郎は、絵本の中だけでなく、音楽や玩具、アニメなど、児童文化の幅広い領域に現れると共に、時代の波に翻弄されながら、その姿を大きく変えてきました。本講座では、民俗学、近世文学、児童文学などの幅広い分野における研究成果を踏まえながら、代表的な語り伝えや重要な作家たちによる桃太郎作品を紹介するとともに、観光や町おこしの文化資源としての桃太郎活用にまで視野を広げて、揺れ動く歴史の中でさまざまな顔を見せてきた桃太郎について考えてみたいと思います。
会員価格
23,328円
一般価格
26,827円
講座期間
2017/10/03~2017/11/21
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
8回
定員
講師名
加原奈穂子(早稲田大学講師)
講師概要
加原奈穂子
早稲田大学講師
岡山県生まれ。専門分野は文化人類学・民俗学。早稲田大学大学院文学研究科博士課程を経て、現在、早稲田大学、東京芸術大学、明治大学などで教壇に立つ。2006年度岡山民俗学会賞受賞。共著に『桃太郎は今も元気だ』、『珊瑚の文化誌』(第28寺田寅彦賞)、翻訳書に『アメリカの空へ』などがある。

住所
アクセス
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日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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