講義詳細
講座名
291082 弘法大師空海をめぐる伝説と歴史
大学
武蔵野大学
キャンパス
三鷹サテライト教室
概要
平安時代、空海は唐から体系的な密教をもたらし、日本仏教に多大な影響を与えました。そして、体系的な真言密教の教学を打ち立てた空海は、時代を超えて寺院社会における権威的な存在であり続けました。その一方、空海の足跡は多彩な伝説とともに語られ、今も「お大師さん」として親しまれています。では、伝説に彩られた空海の足跡は、どのような媒体を通じて語られてきたのでしょうか。そこで本講座では、南北朝時代の東寺の学問僧であった賢宝によって編纂された絵巻「弘法大師行状絵」に注目し、その記述の中に「お大師さん」につながる弘法大師像を探ってみたいと思います。第1回 2017/08/01 弘法大師伝を語る絵巻。第2回 2017/08/08 絵巻から版本・曼荼羅へ
会員価格
一般価格
3,000円
講座期間
2017/08/01~2017/08/08
開講時間
13:00~14:30
曜日
火
講座回数
2回
定員
30人
講師名
西弥生
講師概要
本学教養教育リサーチセンター客員研究員
慶應義塾大学文学部史学科卒業、日本女子大学大学院文学研究科博士課程後期修了、博士(文学)。東京女学館大学講師を経て、現在、本学教養教育リサーチセンター客員研究員、日本女子大学等非常勤講師。単著『中世密教寺院と修法』(勉誠出版、2008年)、論文「描かれた東寺の灌頂―東寺蔵「弘法大師行状絵」の一齣―」(遠藤基郎編『生活と文化の歴史学2 年中行事・神事・仏事』竹林舎、2013年)、「醍醐寺勝賢と「東寺」意識」(『古文書研究』第78号、2014年12月)、「東寺蔵「弘法大師行状絵」の詞書―観智院賢宝の編纂意図―」(『佛教史學研究』第57巻第2号、2015年3月)など。
住所
東京都三鷹市下連雀3-26-12 三鷹三菱ビル6・7F
アクセス
JR「三鷹」駅南口より徒歩1分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。