講義詳細
講座名
世界の民族音楽を聴く-第1講-「江戸音曲の粋な調べ」
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
民族音楽は、いうまでもなく世界各地に赴き、人々の生活に触れ、現地の楽士が演奏するものを聴くのが一番よい機会ではありますが、現実にはなかなかむずかしいものです。このオープン講座では2000年度からリバティアカデミー教養・文化講座『民族音楽紀行』を担当された故江波戸昭先生(明治大学名誉教授、地理学)の遺志を受け継ぎ、日本在住のトップクラスの演奏家をお招きし、それぞれの分野での音楽や楽器、さまざまな社会的・文化的背景などのお話をしていただきながら、みなさんに楽しいレクチャー&コンサートのひとときを共遊していただきます。 (■コーディネータ石川修次(元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭))-----------------------------------------------------「江戸音曲の粋な調べ」-----------------------------------------------------■演奏:柳家小春(三味線・唄)として、三味線音楽のうち、江戸時代後期より庶民の間で流行した唄もの「端唄・俗曲」や、歌舞伎から離れ、新内流しで遊里の哀切情緒を語って人気を博した江戸浄瑠璃(語りもの)「新内節」を演奏します。また幕末から明治期に流行した「明清楽・月琴」、さらに大正、さらに大正から昭和初期に野口雨情や西条八十、藤井清水、中山晋平らによって盛んに作られた「新民謡」などを披露することによって、近世日本音楽の一面を紹介させていただきます。
会員価格
1,000円
一般価格
2,000円
講座期間
2017/10/21~2017/10/21
開講時間
14:00~16:30
曜日
土
講座回数
1回
定員
150人
講師名
柳家小春/石川修次
講師概要
柳家小春(ヤナギヤコハル)1991年、三味線の弾き唄いによる寄席音曲である「粋曲」の名人柳家紫朝に入門し、三味線・端唄俗曲・新内を修行する。江戸音曲の粋な世界を師匠に仕込まれ、寄席出演をする。現在では江戸の伝統的な音楽芸術を伝えながらも、現代音楽家をはじめさまざまなジャンルのアーティストとのコラボレーションを行い、実験的な試みを重ね、日本の伝統と現代が交錯する新しい音楽世界を生み出している。共演者の数はすでに100を超え、最近では月琴の弾き語りや民謡にも幅を広げ、その芸は留まることを知らない。
石川修次(イシカワシュウジ)コーディネータ・元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭2005年度後期、2009年度後期、2011年度後期、2013年度後期、2015年度後期オープン講座レクチャー&コンサート「世界の民族音楽を聴く」出演者。1950年東京都に生まれる。國學院大學卒業後、明治大学付属中野中学高等学校の教員となり、現在に至る。大学では民俗学を学び、日本各地の民俗調査に携わる。中学時代にアメリカのフォークソングに出会い、1965年から5弦バンジョーを弾き始める。特にトラディショナル・フォーク・ミュージックに深い関心を持ち、伝承者の「人となり」を研究している。またバンジョーについての興味は尽きることなく、現在も19世紀後半から現代に至るバンジョーをめぐる文化的・社会的・歴史的背景について研究を続けている。
石川修次(イシカワシュウジ)コーディネータ・元明治大学付属中野中学校・高等学校教諭2005年度後期、2009年度後期、2011年度後期、2013年度後期、2015年度後期オープン講座レクチャー&コンサート「世界の民族音楽を聴く」出演者。1950年東京都に生まれる。國學院大學卒業後、明治大学付属中野中学高等学校の教員となり、現在に至る。大学では民俗学を学び、日本各地の民俗調査に携わる。中学時代にアメリカのフォークソングに出会い、1965年から5弦バンジョーを弾き始める。特にトラディショナル・フォーク・ミュージックに深い関心を持ち、伝承者の「人となり」を研究している。またバンジョーについての興味は尽きることなく、現在も19世紀後半から現代に至るバンジョーをめぐる文化的・社会的・歴史的背景について研究を続けている。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。