講義詳細
講座名
【明治大学博物館入門講座】使って楽しむやきもの講座4
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
近代における機械工業の発展は、物資の充足という点で人々の生活水準の向上に資するものでしたが、大量生産のために必要とされた規格化・標準化は多様性や人間性の喪失につながり、モノに対するこだわりを後退させました。手仕事による伝統工芸は、何より一つ一つのモノが最低限の機能を満たすだけの消耗品ではなく、そのデザインや製法はそれまでくぐり抜けてきた時代におけるさまざまな文化的諸相の反映といった価値を含むものなのです。そして、それは今まさに我々が手にして使うことの出来る品物に関してのことなのです。この講座では、商品の顧客価値として近頃よく耳にする「ヒト」「モノ」「コト」をキー・ワードに、パート1~3に引き続き美術館や各種カルチャー講座とはまた違った視点から伝統陶磁器に関する理解を深めます。
会員価格
5,000円
一般価格
講座期間
2018/04/10~2018/05/22
開講時間
15:00~16:30
曜日
火
講座回数
4回
定員
20人
講師名
外山徹
講師概要
外山徹(トヤマトオル)明治大学博物館学芸員・明治大学国際日本学部兼任講師商品部門(旧商品博物館)の担当学芸員として伝統的工芸品の製造技法、商品開発、流通・販売の現状や産地自治体の行政施策などの調査・研究に携わる。工芸品の文化を、過去の遺産ではなく、生きた文化財―すなわち現代日本における文化的所産として捉え、文化資源の活用による地域社会の活性化策について研究を進めている。
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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