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KA61多宗教社会インドの現状と課題|龍谷大学龍谷エクステンションセンター|舟橋健太/佐藤智水/嵩満也

講義詳細
講座名
KA61多宗教社会インドの現状と課題
大学
龍谷大学龍谷エクステンションセンター
キャンパス
深草キャンパス
概要
「多様性国家」とされるインドでは、言語や食、文化、人びとの社会的属性など、非常に多様なすがたをみることができます。それは宗教に関しても例外ではなく、人びとの生活に密接に関連したかたちで、多様な宗教が共にみられうる状況にあります。しかし近年、ヒンドゥー至上主義の高揚とともに、時にきわめて苛烈な暴力を伴う他宗教に対する排外的な攻撃が顕著になってきています。本講座では、インドの事例をもとに、とりわけ仏教の状況と関係性を軸に、多宗教共存の現状と課題に関して講義を行っていきます。異なる宗教(徒)が共に生きるという現在的課題について、一緒に考えることができればと思います。
講座日程
(1) 10月6日(金) 多宗教社会インドの現状 担当:舟橋 健太
(2) 10月13日(金) 南インドにおける仏教運動の展開と課題~ヒンドゥー至上主義に抗って~ 担当:佐藤 智水
(3) 10月20日(金) マハーラーシュトラ州・ナーグプルにおける仏教組織の活動と他宗教との関係 担当:嵩 満也
(4) 10月27日(金) 多宗教社会インドの課題 担当:舟橋 健太
受講対象者:特に制限はありません。
会員価格
4,920円
一般価格
7,400円
講座期間
2017/10/6~2017/10/27
開講時間
10:45~12:15
曜日
講座回数
4回
定員
40人
講師名
舟橋健太/佐藤智水/嵩満也
講師概要
舟橋健太/人間文化研究機構総合人間文化研究推進センター研究員
龍谷大学南アジア研究センター研究員
南アジア地域研究、文化人類学専攻。インドにて、「不可触民」、特に「改宗仏教徒」を対象に、調査研究を行っている。著書に『現代インドに生きる〈改宗仏教徒〉―新たなアイデンティティを求める「不可触民」―』(昭和堂、2014年)。
佐藤智水/龍谷大学人間・科学・宗教総合研究センター研究フェロー
中国仏教史、及び現代インド改宗仏教徒の調査・研究。アジア仏教の展開を大衆の視点から探る研究を続けている。著書『4~6世紀における華北石刻史料の調査・研究』(平成13~16年度科研成果報告書,2005)他。
嵩満也/龍谷大学国際学部教授・南アジア研究センター長
専門分野:親鸞思想・日本の宗教。近年、インドのダリト仏教徒の活動に関心を持ち研究をすすめている。『共生する世界』(共著、法蔵館)、『親鸞読み解き事典』(共著、柏書房)「親鸞における「浄土真実」と「浄土方便」の構想」(『真宗学』)ほか、著書・論文多数。
住所
京都府京都市伏見区深草塚本町67
アクセス
地下鉄「京都」駅から竹田方面へ「くいな橋」駅下車、東へ徒歩約4分/JR「京都」駅から奈良方面へ「稲荷」駅下車、南西へ徒歩約12分/京阪「四条」駅から淀屋橋方面へ「深草」駅下車、西へ徒歩約8分
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

この情報は大学の許可をとっています。