日帰り美術観照スタディ・ツアー／栃木の仏像（バスツアー）|鶴見大学生涯学習センター|工藤健一

日帰り美術観照スタディ・ツアー／栃木の仏像（バスツアー）

鶴見大学生涯学習センター

鶴見大学会館

事前講義11月18日（土）13：00～14：30
ツアー11月20日（月）8：30～19：00
栃木県益子に仏像を訪ねます。益子は焼き物の里として有名ですが、多くの古寺と仏像を伝える仏教美術の宝庫でもあります。円通寺の阿弥陀如来立像は鎌倉時代後期の制作と考えられる善光寺式如来像で、全国に残された善光寺式阿弥陀如来像の中でも優れた造形を持っています。西明寺には鎌倉時代作の十一面観音像など十数体の仏像が伝えられており、本堂内に多くの仏像が並ぶ姿には圧倒されます。地蔵院の阿弥陀三尊像は鎌倉時代初期の慶派仏師の作と考えられてきましたが、近年の研究により両脇侍菩薩像は快慶作と推定されています。また、円通寺・西明寺・地蔵院の伽藍の多くは国の重要文化財に指定されており、建築としても極めて貴重です。秋の一日益子に仏像を訪ねる旅に出かけましょう。

15,000円

2017/11/18～2017/11/20

月・土

2回

30人

工藤健一

青山学院大学大学院博士後期課程単位修得退学。東京大学史料編纂所古代史料部非常勤所員、聖学院大学講師を経て、現在、鶴見大学・玉川大学・青山学院大学講師。

横浜市鶴見区豊岡町3-18

JR「鶴見」駅西口下車徒歩1分

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