講義詳細
講座名
【明治大学文学部心理社会学科哲学専攻開設記念】中国思想と西洋思想の出会い
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
和泉キャンパス
概要
~ 20世紀前半の中国における西洋思想の受容と、伝統思想の再編~日本は明治維新後、西洋の学問体系を急速に受け入れていきますが、19世紀末から中国でも日本を追いかけるように学問の近代化・西洋化が進みます。梁啓超や王国維など、日本で学んだ人物が、それに貢献します。また同じ頃、科学技術の西洋化、政治制度の西洋化とともに、思想の西洋化の必要性が叫ばれるようになります。一方で儒教をはじめとする伝統思想の重みは、日本とは比べようもないほどでしたから、西洋思想と中国思想の関係をどうとらえるかは知識人たちの大きな課題でした。本講座で、20世紀前半の中国思想の歩みを一緒にたどってみましょう。その特徴をつかまえることによって、中国の伝統思想の可能性や日本の近代思想の特徴もきっと見えてくるでしょう。
会員価格
無料
一般価格
無料
講座期間
2018/06/09~2018/06/09
開講時間
13:00~14:30
曜日
土
講座回数
1回
定員
120人
講師名
志野好伸
講師概要
志野好伸(シノヨシノブ)明治大学文学部准教授2001年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。2003年明治大学文学部専任講師、2008年から明治大学文学部准教授。2010年~2012年、フランス社会科学高等研究院近現代中国研究センター訪問研究員を務める。主な研究テーマは近現代中国における西洋哲学受容、日中比較思想。共著に『聖と狂』(法政大学出版局)、共訳書にF.ジュアン『道徳を基礎づける』(講談社学術文庫)、A.チャン『中国思想史』(知泉書館)ほか。
住所
東京都杉並区永福1-9-1
アクセス
京王線・井の頭線「明大前」駅中央口より徒歩5分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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