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反・性的悲劇―ドストエフスキー『白痴』の謎を解く|早稲田大学エクステンションセンター|亀山郁夫(名古屋外国語大学学長)

講義詳細
講座名
反・性的悲劇―ドストエフスキー『白痴』の謎を解く
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
「完全に美しい人」を描くという理念のもとに書かれたドストエフスキーの『白痴』は、しばしば世界最高の恋愛小説とされるが、その一方、同時代のロシアの終末的な気分を背景としてきわめて現代性の強い社会小説としての側面をもつ謎の多い作品である。本講義では、ムイシキン公爵、ナスターシヤ、ロゴージン、アグラーヤの四者が織りなす二つの三角関係の謎を解き明かしつつ、性をめぐるドストエフスキーの想像力の根源性に迫りたい。また、本小説に取り上げられた様々な絵画モチーフ(ホルバイン、ラファエロ)の意味についても考察したい。
会員価格
8,748円
一般価格
10,060円
講座期間
2018/05/18~2018/06/15
開講時間
13:00~14:30
曜日
講座回数
3回
定員
講師名
亀山郁夫(名古屋外国語大学学長)
講師概要
亀山郁夫
名古屋外国語大学学長
1949年、栃木県生まれ。現名古屋外国語大学学長、前東京外国語大学学長。ロシア文学者。主な著書として、「磔のロシア」(大佛次郎賞)、「謎とき『悪霊』」、訳書としてドストエフスキー「罪と罰」「悪霊」「カラマーゾフの兄弟」他。2015年、初めての小説「新カラマーゾフの兄弟」が三島由紀夫賞候補となる。

住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込

日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。

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