講義詳細
講座名
特別講演会 福島第一原発事故による住民の対応とその後の影響を聞く
大学
神奈川大学
キャンパス
横浜キャンパス
概要
2011年東日本大震災は、発災から7年が経過した。本学では、2011年から毎年春季と秋季に特別講演会、連続防災講演会を開催して、我が国の災害史上、関東大震災に次ぐ大規模災害である3.11東日本大震災の実像を自然科学、社会科学の専門領域の研究者の方々から、あるいは実社会の生活面から被災地の市長、行政担当者、被災された地域住民の方々から様々な講演をお聞きしてきた。
これまでの講演は、主に東北三県の津波被災の状況を中心に設定し、福島第一原子力発電所の事故に関する講演は対象外としてきた。これは、原発事故の災害対応は発災直後から極めて混乱しており情報が錯綜している状況では、講演会において実態を聞くことは極めて困難であろうと考えたからであった。震災後7年が経過して、原発事故を取巻く社会の混乱がやや落着きを取戻し、主体的にも客観的にも冷静に認識できるようになって来たように思われる。このような状況の下で、本年度の連続防災講演会の中で、原発事故に関する講演会を企画して、改めて原発事故の実態、社会的な影響、被災地の地域社会における現状と課題などについて、話題に焦点を絞って講演会を企画することとした。 前期の特別講演会は、その第1回目として、福島県浪江町に生まれ宮城県角田市で被災し、20㎞圏外の避難先に避難し、現在角田市に在住している陶芸家・池田匡優氏の被災後の実体験を座談会形式でお聞きする。
これまでの講演は、主に東北三県の津波被災の状況を中心に設定し、福島第一原子力発電所の事故に関する講演は対象外としてきた。これは、原発事故の災害対応は発災直後から極めて混乱しており情報が錯綜している状況では、講演会において実態を聞くことは極めて困難であろうと考えたからであった。震災後7年が経過して、原発事故を取巻く社会の混乱がやや落着きを取戻し、主体的にも客観的にも冷静に認識できるようになって来たように思われる。このような状況の下で、本年度の連続防災講演会の中で、原発事故に関する講演会を企画して、改めて原発事故の実態、社会的な影響、被災地の地域社会における現状と課題などについて、話題に焦点を絞って講演会を企画することとした。 前期の特別講演会は、その第1回目として、福島県浪江町に生まれ宮城県角田市で被災し、20㎞圏外の避難先に避難し、現在角田市に在住している陶芸家・池田匡優氏の被災後の実体験を座談会形式でお聞きする。
会員価格
無料
一般価格
無料
講座期間
2018/06/30~2018/06/30
開講時間
14:00:00~16:00:00
曜日
土
講座回数
1回
定員
100人
講師名
池田匡優(陶芸家)/
石塚道義(危機管理アドバイザー、防災士)/
荏本孝久(神奈川大学工学部教授)/
佐藤孝治(神奈川大学経済学
講師概要
※池田 匡優:
北海道生まれ、宮城県角田市(かくだし)在住、中学、高校、20 代後半、浪江町に10 数年暮らす。福島原発事故前は薪の窯(蛇窯)による陶器制作を行い、各地で個展を開催していたが、事故後は燃料の赤松が放射能に汚染されたため、薪窯を断念しガス窯での制作を行って精力的に各地で個展を開いている。福島原発事故後、「角田市民放射能測定室」を立ち上げ、空間線量、食品、土壌などの測定を開始。作陶生活の合間「角田を放射能から守る会」代表。「放射能汚染廃棄物の焼却に反対する宮城県南部の会」副代表。など放射能被ばく防護活動を行っている。
住所
神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1
アクセス
東急東横線「白楽」駅より徒歩13分/東急東横線「東白楽」駅より徒歩13分/JR東海道線「横浜」駅西口ターミナル横浜市営バス1番乗場より「神奈川大学入口」下車/横浜市営地下鉄「片倉町」駅前から横浜市営バス2番乗場より「神奈川大学入口」下車
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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