講義詳細
講座名
ヨーロッパ中世の王侯貴族と教会
大学
早稲田大学エクステンションセンター
キャンパス
中野校
概要
1000年に及ぶヨーロッパ中世の最盛期は12・13世紀であるが、この時期にローマ教皇を頂点とする教会制度も確立し、「キリスト教世界」が成立した。キリスト教は人々の死生観、倫理観だけでなく、政治、経済、文化などあらゆる面で影響を与えるに至った。この講義では中世社会の全体構造を把握した上で、王の即位儀礼やカノッサの屈辱事件に見られるような、当時の支配権力、王侯貴族と教会の関係に力点を置いて、教会の果たした政治的役割を多面的、具体的にフランスを中心に検討することとしたい。必要に応じて、映像や史料も用いることとしたい。
会員価格
14,580円
一般価格
16,767円
講座期間
2017/05/10~2017/06/07
開講時間
13:00~14:30
曜日
水
講座回数
5回
定員
講師名
渡辺節夫(青山学院大学名誉教授)
講師概要
1947年山梨県生まれ。フランスを中心に西欧文明の原点を中世に探るという意味で、政治・経済・宗教を総合的に研究。東京大学大学院修士課程修了後、専任教員として大学で教養教育と専門教育を担当。3回のフランス長期留学を経てパリ第一大学で博士号取得。主著は『フランス中世政治権力構造の研究』(東京大学出版会)。
住所
東京都中野区中野4-22-3 早稲田大学中野国際コミュニティプラザ1階
アクセス
JR中央・総武線・東京メトロ東西線「中野駅」下車北口より徒歩10分/関東バス「東京警察病院北門前」より徒歩1分 【中01】【大02】【宿04】【宿05】【宿07】【阿45】系統/
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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