講義詳細
講座名
大人のための「いのち」の学び舎
大学
明治大学リバティアカデミー
キャンパス
駿河台キャンパス
概要
「いのち」ということばが私たちに想起させる内容は、半世紀前のものとは余りにも違ったものになってきています。それは、人間の生老病死が家庭から離れ、益々見えなくなっているからです。どのような社会にもなんらかの枠(規範)があるように、文化にも独自の型があった筈です。たとえば、死には死にまつわる文化の型があり、それが葬礼や法要やその型特有の規範を生み出してきたのです。だから、その型が失われることは、死が文化として消えていくことであり、それはとりもなおさず、私たちが死を了解し、受け入れ、死と和解する手立てを失ったことを意味するのです。古来、人はどのように生き、死んできたのか。今、どのような死が望ましいのか。この講座は長年生と死に関わって来られた方々を講師にお招きして、受講生と共に考え、意見を交換する場にしたいと思います。
会員価格
19,000円
一般価格
講座期間
2018/04/18~2018/07/18
開講時間
15:00~16:30
曜日
水
講座回数
7回
定員
40人
講師名
金山秋男今井敬喜河野貴希若麻績敏隆勝田忠広高橋一清本多雅人
講師概要
金山秋男(カネヤマアキオ)明治大学法学部教授・明治大学死生学・基層文化研究所代表・コーディネータ1948年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専攻は死生学、宗教民俗学。著書に『歎異抄』、共著に『「生と死」の図像学』、『古典にみる日本人の生と死』など。現在、明治大学野生の科学研究所副所長、明治大学死生学・基層文化研究所代表、国際熊野学会副代表。
今井敬喜(イマイタカヨシ)ナチュラルクリニック銀座院長、健康福祉実践協会理事長
河野貴希(コウノタカキ)薬品会社経営、心と体の科学研究者1938年大阪市生まれ。幼少の頃から病弱で18歳の時に結核を患い、死と直面する経験の中から宗教を超えた純粋な〝神〟の存在に興味を持つようになる。大学卒業後、薬品会社を経営するかたわら、3800以上の神社仏閣を参拝するなど古神道の研究を続け、「神様と対話することで幸せに生きる」をテーマにした講座を各地で開催。また、日本で最初にゲルマニウム療法を導入するなど健康法の研究を続け、これまで6万人を超える人に健康づくりの指導や助言を行っている。
若麻績敏隆(ワカオミトシタカ)善光寺白蓮坊住職画家1958年長野県生まれ。東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業。同大学院修士課程修了。大正大学大学院仏教学修士課程修了。長野県善光寺白蓮坊で住職をつとめる旁ら、定期的に大丸東京店、青山新生堂、日本橋三越本店等でパステル画の個展を開催。また、極楽の原風景を、仏教の教義を離れて、人間の美意識のなかに求める試みを行っている。著書に『パステルで描くやすらぎの山河』(日貿出版社平成14年)。
勝田忠広(カツタタダヒロ)明治大学法学部准教授広島大学工学研究科材料工学専攻博士課程修了博士(工学)原子力の平和利用及び軍事利用に関する問題を研究しています。
高橋一清(タカハシカズキヨ)元文藝春秋各誌編集長、松江観光文化プロデューサー昭和19(1944)年、島根県に生まれる。早稲田大学卒業後、文藝春秋に入社。各誌編集部員を経て、「別册文藝春秋」「文春文庫」「私たちが生きた20世紀」「文藝春秋臨時増刊」の編集長を務める。平成17(2005)年4月より松江観光文化プロデューサーとして赴任。著書に『芥川賞・直木賞をとる』『編集者魂』『作家魂に触れた』『百册百話』、編著に『松江観光事典』『和の心日本の美松江』『松江特集』、共編著に『古事記と小泉八雲』がある。
本多雅人(ホンダマサト)真宗大谷派東京教区東京二組蓮光寺住職1960年、東京都生まれ中央大学文学部史学科(東洋史)卒。真宗大谷派東京教区東京二組蓮光寺住職。東本願寺同朋会館教導。元親鸞仏教センター嘱託研究員。元高校教員。御遠忌テーマ委員の一人として親鸞聖人750回御遠忌テーマ「今いのちがあなたを生きているを生み出す。2006年より現在に至るまで東本願寺『同朋新聞』の「人間といういのちの相」のインタビュアを勤めている。著書:『愚に帰る』(名古屋別院叢書)『安心して迷いながら生きられる道』(三条教務所),『誕生と往生』(埼玉組一心寺),『往生の生活』(高岡教務所),『本当に生きるとはどこで成り立つのか』(北海道教区坊守会連盟),『今を生きる親鸞』(共著樹心社),『親鸞ルネサンス』(共著明石書店),『今を生きるということ』(共著岡崎教区第17組教化委員会),『人間といういのちの相』(Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ共著東本願寺出版),『大きい字の法話集②』(共著東本願寺出版),『ぽけっと法話集』(共著東本願寺出版)他
今井敬喜(イマイタカヨシ)ナチュラルクリニック銀座院長、健康福祉実践協会理事長
河野貴希(コウノタカキ)薬品会社経営、心と体の科学研究者1938年大阪市生まれ。幼少の頃から病弱で18歳の時に結核を患い、死と直面する経験の中から宗教を超えた純粋な〝神〟の存在に興味を持つようになる。大学卒業後、薬品会社を経営するかたわら、3800以上の神社仏閣を参拝するなど古神道の研究を続け、「神様と対話することで幸せに生きる」をテーマにした講座を各地で開催。また、日本で最初にゲルマニウム療法を導入するなど健康法の研究を続け、これまで6万人を超える人に健康づくりの指導や助言を行っている。
若麻績敏隆(ワカオミトシタカ)善光寺白蓮坊住職画家1958年長野県生まれ。東京藝術大学絵画科日本画専攻卒業。同大学院修士課程修了。大正大学大学院仏教学修士課程修了。長野県善光寺白蓮坊で住職をつとめる旁ら、定期的に大丸東京店、青山新生堂、日本橋三越本店等でパステル画の個展を開催。また、極楽の原風景を、仏教の教義を離れて、人間の美意識のなかに求める試みを行っている。著書に『パステルで描くやすらぎの山河』(日貿出版社平成14年)。
勝田忠広(カツタタダヒロ)明治大学法学部准教授広島大学工学研究科材料工学専攻博士課程修了博士(工学)原子力の平和利用及び軍事利用に関する問題を研究しています。
高橋一清(タカハシカズキヨ)元文藝春秋各誌編集長、松江観光文化プロデューサー昭和19(1944)年、島根県に生まれる。早稲田大学卒業後、文藝春秋に入社。各誌編集部員を経て、「別册文藝春秋」「文春文庫」「私たちが生きた20世紀」「文藝春秋臨時増刊」の編集長を務める。平成17(2005)年4月より松江観光文化プロデューサーとして赴任。著書に『芥川賞・直木賞をとる』『編集者魂』『作家魂に触れた』『百册百話』、編著に『松江観光事典』『和の心日本の美松江』『松江特集』、共編著に『古事記と小泉八雲』がある。
本多雅人(ホンダマサト)真宗大谷派東京教区東京二組蓮光寺住職1960年、東京都生まれ中央大学文学部史学科(東洋史)卒。真宗大谷派東京教区東京二組蓮光寺住職。東本願寺同朋会館教導。元親鸞仏教センター嘱託研究員。元高校教員。御遠忌テーマ委員の一人として親鸞聖人750回御遠忌テーマ「今いのちがあなたを生きているを生み出す。2006年より現在に至るまで東本願寺『同朋新聞』の「人間といういのちの相」のインタビュアを勤めている。著書:『愚に帰る』(名古屋別院叢書)『安心して迷いながら生きられる道』(三条教務所),『誕生と往生』(埼玉組一心寺),『往生の生活』(高岡教務所),『本当に生きるとはどこで成り立つのか』(北海道教区坊守会連盟),『今を生きる親鸞』(共著樹心社),『親鸞ルネサンス』(共著明石書店),『今を生きるということ』(共著岡崎教区第17組教化委員会),『人間といういのちの相』(Ⅰ、Ⅳ、Ⅴ共著東本願寺出版),『大きい字の法話集②』(共著東本願寺出版),『ぽけっと法話集』(共著東本願寺出版)他
住所
東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセス
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅御茶ノ水橋口より徒歩3分/東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅2番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分/都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町」駅A5出口より徒歩5分/都営地下鉄新宿線「小川町」駅B3出口より徒歩5分
申込
要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
この情報は大学の許可をとっています。