講義詳細
講座名
『枕草子』を読む
大学
早稲田大学
キャンパス
早稲田校
概要
『枕草子』は約三百段の章段から構成され、各段は内容や文体の違いから、三種類に大別されています。今の講座では、日記的章段(実録的章段)と呼ばれる、清少納言が宮仕え生活で見聞したことを記した章段群の中から、主君にあたる一条天皇中宮定子の一族の繁栄時を描いた記事を扱います。作中では、定子と清少納言の機知あふれる会話や、華やかな宮廷生活の様子などが生き生きと描かれています。一段ごとに時間をかけて本文を丁寧に読み進めながら、『枕草子』の賛美表現の特徴や作品としての論理などにも目を向けていきたいと思います。随時プリントを配付し、必要な事柄は解説しますので、歴史的背景や作品に関する予備知識は必要有りません。なお、2018年春・秋学期は定子一族没落後の記事を扱い、『枕草子』の主要な章段を読み終える予定です。
会員価格
29,160円
一般価格
33,534円
講座期間
2017/10/03~2017/12/05
開講時間
10:40~12:10
曜日
火
講座回数
10回
定員
講師名
田畑千恵子(エクステンションセンター講師)
講師概要
田畑千恵子
エクステンションセンター講師
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(『枕草子』・日記文学)。早稲田大学及び複数の大学で学部生の指導を担当してきた。主要論文「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集四』有精堂)・「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。
エクステンションセンター講師
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(『枕草子』・日記文学)。早稲田大学及び複数の大学で学部生の指導を担当してきた。主要論文「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集四』有精堂)・「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。
住所
アクセス
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要
日時の変更もありますので、開講情報は必ずこのページの大学HPからご確認ください。
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